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CAからの転職は難しい?転職歴7回の元CAが後悔したことやセカンドキャリアの賢い築き方を伝授

藤岡 裕美子

CAからの転職が難しいというのは、ある意味本当で、ある意味嘘。新卒でJALに入社し7回の転職を繰り返した筆者が、転職体験談と後悔したこと、8社目にして思う賢いセカンドキャリアの築き方、未経験から広報への転職を叶える方法についてお話しいたします。

CAから異業種への転職は難しい?

CA(客室乗務員)は一般的に「潰しがきかない」と言われている職業です。


実際に、CAの仕事で得たスキルは数値化できないものが多いため、転職活動の際に能力をちゃんと評価してもらえなくて悩む声も多く聞かれます。


筆者は、新卒でJALのCAになり、そこからなんと転職歴は7回!


広報やPR、議員秘書など異業種への転職回数も転職への知識も、かなり多い方だと自負しております。


そんな筆者の転職体験談と後悔したこと、8社目にして思う賢いセカンドキャリアの築き方、未経験から広報への転職を叶える方法についてお話しいたします。



CAからの転職先と活かされたスキル

新卒で入社したJALを退職後、以下のように7回の転職を繰り返しました。


CAからの転職①:CA専門学校

専門学校の講師としてCAを目指す人のサポートをするお仕事に転職。


CAになりたい人を応援する仕事はストレートにCAの経験を活かせました。



CAからの転職②:ZARA HOME

ZARA HOMEが日本に上陸する際にメジャーローンチを担当しました。


研修先のパリではフランス語や英語などの語学力が、実務ではCAの強みのフットワークの軽さも活かすことができました。



CAからの転職③:秘書

次は大学教授の秘書に転職。


CAならではの段取り力、周りを巻き込む力、確認会話をしながら進める力を活かすことができたと思っています。



CAからの転職④:企業の広報

その次は日本酒の老舗企業の広報に転職。


ここでは、CA時代に身につけた段取り力と想像力が活かされました。



CAからの転職⑤:PR専門代理店

PR専門代理店に転職。


ここでも、段取り力とクライアントの本来の意向を汲み取る想像力が活かされました。さらに、ネガティブ報道に関してはメディアに対しても毅然とした対応が必要になる場面もあるのですが、そんな場面でも機内での経験が活かされました。



CAからの転職⑥:議員秘書

その次はガラリと業界が変わって衆議院議員秘書に転職。


CAならではの段取り力、周りを巻き込む力、確認会話をしながら進める力が活かされました。



CAからの転職⑦:起業

そして現在は8社目にして、CAのセカンドキャリアをサポートする「株式会社そらはな」という会社を立ち上げました。




※ZARA HOMEを日本に上陸させるにあたり、パリで研修していた頃




CAからの転職で後悔したこと

7回も転職を繰り返してきた筆者ですが、後悔していることといえば、CAを辞めた時に転職について相談できる人がいれば、こんなに転職歴を重ねなくてよかったのにということ。


筆者はまさに七転び八起きで転職を繰り返してきましたが、転職の知識があり、親身になって相談に乗ってくれる人がいれば、こんなに遠回りをしなくてもよかったはずです。


ただ、唯一「よかった!」と思っているのはたくさんの人とのご縁があったこと。どんな職場でもどんな上司、先輩、同僚、後輩の方でも、すべての出会いのおかげで今の私がいる、と心から感謝しています。



転職エージェントを使わない賢い転職術

筆者は3社目のZARA HOMEへの転職以降、人からの紹介でのみ転職を叶えてきました。


大手の転職支援も安心できると思いますが、one of themではなく、ひとりひとりに向き合ってくれる転職だったからこそ、転職エージェントでは叶わなかった職種への転職が叶ったと思っています。


7回の転職を経験した今、人とのご縁は人が運んできてくれるものだと実感していて、これこそ賢いセカンドキャリアの築き方ではないかと思っています。


そんな想いもあり、現在は広報を中心としたCAのセカンドキャリア支援の会社「株式会社そらはな」を立ち上げました。




広報はCAのセカンドキャリアに最適!

CA=ホスピタリティのイメージが強いですが、筆者は7回の転職経験から、CAの強みは特に「段取り力」「想像力」「周囲を巻き込む力」だと思っています。


秘書やサービス業でも上記は活かされますが、特に広報に関してはCAほど向いている人たちはいないと考えています。


CAは、お客さまに「何かあたたかい飲み物はないですか?」と聞かれた際、あたたかいお飲み物だけを提供するのではなく「空調が寒いのではないか」「なにか他にできることはないか」など想像力を働かせて、たとえば毛布をお持ちしたり、座席が空いていたらご移動をご案内することを考えると思います。


広報には、クライアントが望むことをかみ砕いて理解し、そのために必要なプロセスを想像し設計、その目標に向かって周囲を巻き込みながら段取りを組んでいくことが大切です。


そして、時にはクライアントのブランディングを守るために、報道関係者に対しても毅然と対応する場面も。そうしたときに、保安要員として機内で毅然と対応してきたCAの経験が活かされるはずです。


何より「CAになりたい」と努力をしてそれを叶えた人には、「ゼロからいちを生み出す」「自分が企画したものがかたちになる」広報の仕事ほど、やりがいを感じる職業はないと常々考えています。



未経験でも広報への転職は可能!

大手転職エージェントでは、一般的に広報は未経験では難しいと言われてしまいますが、そらはなでは実践的なスキルアップの場やOJTを設け、転職先を紹介できるのが特徴。


筆者がCAを辞めた時にこんな場所があってほしかったと思う、転職や副業、兼業の相談をなんでもざっくばらんにできる場所として、そらはなが役に立てたらと思っています。


新年度を迎え、新たな挑戦をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

皆さまがさらなる夢を叶えられることを応援しております。



藤岡 裕美子

はじめまして。 藤岡裕美子と申します。 私は剣道に取り組んでいたこともあり、常に日本の歴史や文化に興味を持ってきました。 ただ、幼いころから語学が好きで、CAになることが夢だったので、つい海外に目をむけていましたが、最近では改めてドメスティックな目線が強くなりました。 日本には相手を思いやる文化が根付いていて、そこには常に美学という概念が根底にあります。 (たとえば、剣道の試合では1本取ったあとにガッツポーズをするとその1本が取り消されてしまうルールがあるんですよ!) 特に立ち居振る舞いやしつらえなどは、接客やその空間のことだけととらえられがちではありますが、日本人以上に日本文化が海外の方に評価される中、今やビジネスのみならず、様々なシーンでおもてなしの心が求められ、その心を表現するためのマナーも知らなくては、その心を相手に伝えるのは難しいと思っています。 私は、現在PRという、様々なコミュニケーションツールを用いて、“人に情報を伝える”という仕事をしています。 CAメディアでは、二十四節気など生活に根付いた和の文化や、おもてなしのマナーなど、「和」を中心にお伝えしていくつもりです。 皆さんに、ちょっとでも日々の四季感を豊かに楽しんでもらえるお話を執筆していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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