CA、社長秘書、女優…挫折から夢を全て叶えて分かった!夢を叶えるために必要な5ステップ | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

CA、社長秘書、女優…挫折から夢を全て叶えて分かった!夢を叶えるために必要な5ステップ

藤原 絵里

夢に向かって努力をしているのに、なかなかうまくいかないという時は、努力の仕方が違っているのかもしれません。新卒でCAになれず挫折した筆者ですが、その努力の仕方を変えてからは、CA、外国人社長秘書、女優と夢を全て叶えられるようになりました。ここではそんな筆者が見つけた、夢を叶えている人に共通している5つのステップをこっそりお教えします。

がむしゃらに努力してもうまくいかない時は?

夢に向かって努力をしているけれど、なかなか叶わないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


筆者自身、学生時代からCAを目指していましたが、新卒ではCAになることができませんでした。


CAになるためにスクールにも通いがむしゃらに努力をしていたものの、その努力の仕方が間違っていたと途中で気づきました。


その努力の仕方を変えてからは、CAになる夢を叶えられた上、 CA退職後も外国人社長秘書や女優など、その都度生まれる夢を叶えることができるようになりました。


そんな筆者の周りには、夢を叶えている人がたくさんいて、その共通点を見つけることができました。


ここでは夢を叶えるために方法を、5つのステップに分けてこっそりお教えします。 



1 叶えたい夢を声に出す

実は筆者は、ずっと「CAになりたい」と誰にも言えませんでした。


10歳の頃からなりたかったのですが、実際に口に出したのは、短大の卒業時に進路を決める時。

それまでは「わたしなんかがCAなんて」と恥ずかしく思ってしまって言えなかったんです。



けれど、思い切って口に出したことでまわりの人がたくさん助けてくれました。


「〇〇さんもなりたいらしいよ」

「〇〇航空募集出してるよ」

「〇〇さんのお姉さんCAだって」


そのおかげで、夢を叶えるために、とても大切な「情報」をたくさん集めることができました。

ひとりでは決して得られなかったものです。


思いきって口にしましょう。

きっとたくさんの人が助けてくれますよ。




2 夢を叶えるための道のりを調べる

筆者は国際線のCAになって世界中を飛びたかったのですが、どうしたら良いのか、何から始めたら良いか分かりませんでした。


単純ですが、「まずは英語を話せるようにならなければ」と思っていました。

学生時代は夢を口にすることはできませんでしたが、高校短大と英語学科、国際文化学科へと進みました。


当時目指していた航空会社は、短大卒で受験できる会社だったので、4年制の大学ではなく、短大を選びました。


休日は、

・国際交流のボランティア

・英語の資格(TOEICや英検)の勉強や取得

・救急救命士の資格の取得

・秘書検定の取得


など、空いている時間はCAになるために必要なことに費やしました。


当時はCAになりたいことを誰にも言えなかったので、ひとりでインターネットのサイトなどで情報収集をしました。


31歳で「女優になりたい」と思った時も、右も左も分からなかったので、幼なじみの先輩俳優にアドバイスをもらいました。




3 自分に足りないものを明確にして作戦を練る

がむしゃらに勉強して、資格を取っても、短大卒業時、残念ながら筆者はCAになれませんでした。


働きながらCAスクールに通う中で、筆者には圧倒的に「経験」が足りないと気がつきました。


国際線のCAになりたいと思っていたものの、飛行機に乗った経験は数回のみ。

一流のサービスを体験したこともなければ、想像さえできないことに気がつきました。


今考えれば、そんな人が国際線のCAになって一流のサービスが提供できるわけがありませんよね。


あとは、まじめすぎるところ、遊び心が足りないところ、などなど足りないことばかり。


CAになりたい想いばかりが強くて、独りよがりでした。


社会人として働きながらCAを目指していたのですが、23歳を過ぎたころから日系航空会社では書類選考さえ通らなくなってしまいました。


自分に足りないところが見えてきたところで、それらを補い伸ばす努力をするのか、それとも、足りない部分は早々に諦めて、他の部分を伸ばして足りない部分を補うのか、真剣に向き合い考えました。


ここでは参考までに筆者が実際にCAの夢を叶えるために立てた作戦をご紹介します。



・CAになる夢を諦めるか、視野を外資系に広げるか。

筆者には「諦める」という選択肢はやはりなかったので、視野を外資系に入れることにしました。


・外資系だと、ベースになる国と日本の往復しかできない航空会社がほとんどだが、「世界中に飛びたい」という夢を叶えられる会社はあるのか。

調べたところ、中東系航空会社は国籍にかかわらず世界中に飛べることがわかり、目指すことに。

せっかく挑戦するなら、新しい歴史を作っていきたいと思い、まだ日本に就航していない会社を目指すことに決めました。


・外資系を目指すために足りないのは何か。英語力を伸ばすだけで良いのか。

筆者は、留学経験も海外での就労経験もなく、英語があまり得意ではなかったので、引き続き勉強はもちろん続けましたが、どちらかというと日本文化を学ぶことに注力する作戦に。


着付けやお茶などを学び、日本人らしさを追求しました。

また、国際交流ボランティアに参加し、柔軟性を身につける努力もしました。


外資系を目指す人は英語が話せて当たりまえ。

どんなに勉強しても帰国子女にはかないません。

そう思い、機内で役に立つ資格はないか考え、救急救命士の資格も取りました。


・背が低いのは何とかなるのか。

整体に通ったり、1cmでも高いハイヒールで綺麗に歩ける練習をして背を高く見せる努力をしたり、夜会巻きで背を高く見せる工夫をしたりしました。


アジア人は幼く見えてしまうので、落ち着いた印象になるようにメイクも研究しました。


また、CA受験や女優としてオーディションを受けていく中で、筆者とは真逆で、

「わたしは美人だから」

「わたしは帰国子女だから」

「わたしは生まれも育ちも良いから」

と、生まれ持った資質に甘んじてしまっている人もいるのではと感じることがありました。


CAメディアの活動を通して、たくさんの現役CAや元CAの方と知り合うことができました。

みなさん、見た目の美しさや実際に話した時のエレガントさ、どこを切り取っても「CAになるために生まれた」ような方ばかり。


けれどみなさん、謙虚に努力してきた方ばかりだと気がつきました。


生まれ持った美しさや育った環境に甘んじることなく、真摯な気持ちで努力することが大切です。


そのために自分に何が足りないか分からない人は、まわりの人に聞いてみてください。

そしてそれを素直に聞き入れてください。


自分のことは意外と自分自身が一番よく分かっていなかったりするものですよ。


次のページ:作戦を実行するときのポイント


SCROLL