頼れる先輩と思われる!国籍・文化・業種を超えたフィードバックの4つのコツを元CAが伝授 (2/2ページ)
フィードバックの仕方は、後輩のモチベーションやその後成長できるかどうかに大きな影響を与えます。ここでは、CA時代、世界約100カ国出身の後輩CAと飛ぶ中で、フィードバックを行ってきた筆者が、国籍や文化関係なく、どんな業種でも取り入れることができるフィードバックのコツをご紹介します。
3 聞いてあげましょう
できるだけ、本人の言葉に耳を傾けましょう。
部下や後輩が7~8割、上司や先輩が3~2割話す気持ちでちょうど良いです。
後輩も自分自身で言葉にすることで新しい気づきがあるでしょう。
言い訳もあるかもしれませんが、否定せず、目を見てうなずきながら、しっかり聞いてあげてください。
4 愛情を持ちましょう
「成長してもらいたい」「一人前になって欲しい」「どんどん上司や先輩を超えて活躍して欲しい」、そんな熱意と愛情をもって接してください。
何度フィードバックをくり返しても同じ間違いをくり返す人もいるかもしれません。
けれど、人は必ず変われます。
「言っても無駄なのかな」とは絶対に思わず、あきらめず、部下や後輩を信じてください。
いかがでしょうか?
フィードバックは「伝える」というより、お互いにコミュニケーションをとって本人に気がついてもらう場です。
上司・先輩は、少し導くだけ。
想いが強いほど、色々と世話を焼きたくなるものですし、助言が多くなってしまいがちですが、4つのコツを忘れずに、上手なフィードバックで部下や後輩とより良い関係を築いてくださいね。