海外で働きたい!夢を叶えるためにまず始めたい3つの準備
「海外で働く」ということは、国内での転職活動に比べより大きな勇気と覚悟が必要です。ここでは、海外で働きたいという方がぶれずにスムーズに転職活動を進めるため、準備をしたい3つの大切なことをご紹介いたします。
海外で働くためには何から始めたらよいのか
グローバル化が進む現代。就職のチャンスは日本だけでなく世界中に広がっています。
私自身、海外OLに憧れ日系CA(客室乗務員)から転職をしましたが、実際に働いてみて、様々な国出身・色々なバックグラウンドを持った人と出会える、効率重視で残業時間が短い、ON/OFFがはっきりしているなど、海外で働いて良かったと思うことがたくさんあります。
しかし、「海外で働いてみたい」と思いつつも、どうしたら海外で働くことができるのか、何から始めたら良いのかが分からず、結局何も進まずに時間が過ぎてしまう、という人も多いと思います。
今回は海外就職を叶えた私が思う、海外で働くためにまず準備したい3つの大切なことを紹介します。
1. 海外に行く目的を明確にする
「どうして海外に行きたいの?」
この質問に明確に答えは出せるでしょうか。理由は色々と思いつくものの、「これ!」という理由に絞ることができず、あやふやになってしまっていませんか。
海外に行きたいと強く思うならば、明確な「海外に行きたい理由」を答えられることが理想です。なぜなら、その理由はあなたが海外就職に向けて行動をする上での重要な軸となるからです。
友人や相談相手が、その理由を聞いて心から応援してくれるかもしれません。海外就職を経験したことのある人が、何かリアルなアドバイスをくれるかもしれません。
就職面接の際にもその「明確な理由」は、意気込みを伝える重要なポイントとなります。
私の場合は「シンガポールで英語と中国語を磨きたい」というシンプルなものでした。それを軸に英語を駆使する環境を求めて、アジア向け営業のポジションに就職、その後日系企業から現地企業へと転職することとなるのです。
実際に海外に来て、新しく友人と出会うカジュアルな場でも、なぜシンガポールに来たのかは必ず聞かれます。明確な理由があれば会話も盛り上がりますし、そのたびに自分の目的を再認識しては初心に帰るような気持ちになれるのです。
2. 自分の強みと弱みを明確にする
海外就職に挑戦する前に、一度しっかり整理しておきたいのが、自分自身の強みと弱み。
海外の企業では、明確な業務内容や求める人材像が明記され、候補者の特定のスキルを評価して採用に繋げていることが多いように感じます。
そのため、自分の強みを把握して、ここがこの業務に活かせる、と筋の通った自己アピールをすることが非常に有効なのです。
また、自分のどんなところを改善していきたいか、高めていきたいのか、という事もよく聞かれます。そこで、自分の弱みを素直に伝えられて、ポジティブに解決策を語ることが出来れば面接の印象も良いものとなるでしょう。
海外就職を志すことを機に、自分の社会人生活を振り返り、自身の強みと弱みを把握しておくことは、今後のお仕事生活においても貴重な機会です。