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どうしてもCAになりたかった私が中東系の航空会社を選んだ理由 (2/2ページ)

藤原 絵里

数ある外資系航空会社の中からなぜ外資系、それも大きく文化の違う中東系を選んだのか。その理由をメリット、デメリット含めお話します。


中東系の特徴

ベースはそれぞれの国ですが、国籍に関係なく、日本人でも世界中の路線に乗務できることが魅力です。

中東はイスラム教という独特の文化があり、機内でのサービスにも特徴が表れる場面も多々あります。

よくニュースで目にするイスラム情勢や、砂漠の気候で夏場は日中50度を超えるなど、生活面での不安があることも事実です。

CAは100カ国以上の国々から集まっていて、多国籍な環境で働けることを貴重な機会だと感じられるか、難しいと感じるかはその人次第と言えます。




それでも私が中東系に魅力を感じた理由

やはり、世界中の路線に乗務できることが最大の魅力でした。

中東での生活、言葉の壁など、不安な部分は山ほどありましたが、志望動機として、その気持ちをそのまま伝えました。

そして2度の受験で、合格を手にしました。




どうしてもCAになりたいなら視野を広げることも大事

日本を離れるのは不安、外資系で働ける英語力はない、など、外資系、ましてや中東系に挑戦するのはハードルが高い人もいるかもしれません。

でも、長い人生のうちのたった数年間、中東で生活するのも貴重な経験だと思います。

実際、同期や後輩は、中東での経験を経て、日系またはヨーロッパ系の航空会社に転職をしていますし、きっと中東系での経験も財産になるはずです。

CAになりたい方、外資系に挑戦したい方の参考になれば幸いです。




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