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なぜ辞めるの?経験したからこそ分かる外資系CA(客室乗務員)が退社する理由 (2/2ページ)

藤原 絵里

CAになりたくて仕方のない方にとっては、せっかく夢を叶えてそれも海外でCAになれたのに、どうして辞めてしまうの?と思うことがあるかと思います。そこには外資系CAならではの理由があります。


CA(客室乗務員)は夢ではなく、夢のための通過点

外資系では、日本のように、「CAになるのが夢だった!」というCAは少ないような気がします。

例えば、

・デザイナーになるために、世界中のファッションが見たい

・母国でお店を持ちたいので、その資金集め

・地理の教師をしていたので、自分の目で世界を見たい

・イタリアンのお店をオープンするために料理と語学を学びたい

など、目的や夢があって、その手段としてCAという仕事をしている人が多かったです。

入社時から働く年数を決めているCAも少なくありません。

外資系で働く日本人CAも、そんな夢のある人が多い気がします。

実は、上にあげた目標、全てわたしの知っている同期や後輩、先輩の夢なんですよ!




語学力をさらに磨くために!留学、ワーキングホリデイ

エコノミークラスで働いている時は特に気にならなかった英語力。

ビジネスクラスやファーストクラスに乗務するようになり、英語力の無さを痛感します。

生活は全て英語ですが、それは全て日常会話。

ビジネスの話、政治経済、オススメのワインや洋酒、プレミアムなクラスでの会話は多岐に渡ります。

英語にはあまり無いように思われがちですが、敬語も必要。

そのため、退職を選び、語学力をさらに磨きキャリアアップに繋げたい!と、アメリカやイギリスなど、英語を母国語とする国へ英語を学びに行くCAも少なくありません。




CAになった後のことを考えているから退職する

日系航空会社は福利厚生がしっかりしていて、長く働ける人が重宝がられますが、外資系航空会社では少し異なるのではないでしょうか。

「CAになりたい」気持ちも大切ですが、その後どんな風に生きたいのか、目標をしっかり持っていることも合格への一歩かもしれません。




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