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華やかに見えるCAの仕事は感情労働。働くための心構えは? (2/2ページ)

藤原 絵里

感情労働という職種を聞いたことがありますか?CAの仕事は、個人的な感情を仕事に反映させないようにセーブし、感情をコントロールし顧客満足を追求する感情労働と言われています。どんなことに注意して働くのが良いのか、心構えについて考えてみましょう。


感情的に追い詰められないために

感情的に追い詰められないために、自分は「感情労働をしている」ことを認識してみましょう。

1. 自分の感情を抑えて(コントロールして)対応している(客観視する)
2. 業務自体に制約がある(応えられることが限られている)
3. 相手の感情に引きずられない(負の感情を受け止め過ぎない)

このように考えると、心理的圧力がかかる応対や不当な申し出の最中でも、自身を客観的、俯瞰的にに見ることができるので、少しは負担が減るのではないでしょうか。

だからと言って、ストレスや心の疲弊が無くなるわけではありませんが、知っているのと知らないのとでは心の安定感が違ってくると思います。





感情労働はやりがいのある仕事です。

お客さまから直接感謝されたり、難しい問題が解決できた時は本当に幸せな気持ちになれます。

感情労働を選ぶ人の多くは、人が好きで、感情が豊かな人だと思います。

それだけに、いつも笑顔で懸命に尽くしてしまい、知らず知らずのうちに疲れをためてしまう可能性があります。

「プロなのだからこうでなければいけない」「プロとしてこうあらなければならない」と、自分を追い詰めすぎないよう、ストレスをため込まない心構えを普段から意識してみると良いですね。




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