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何気なく使用している飛行機のお手洗いの秘密をこっそり公開 (2/2ページ)

藤原 絵里

飛行機のお手洗いを英語で"ラバトリー"と呼びます。お客様が何気なく使用しているラバトリーの掃除や驚きの使用方法など、その秘密をお話します。


外から開けられる!?

実は、お手洗いの鍵は外から開けられるのです。

CAは、必ずお手洗いに注意を払っています。

判断基準は航空会社によってそれぞれですが、使用時間が長いお客さまには、必ずお声掛けします。

中には、お手洗いで気を失っていたり、こっそりと喫煙をされる方がいたり。

そのため、お返事が無い場合は、保安上の理由から、やむを得ず外から開けることもあります。




喫煙は絶対にやめて!

ラバトリー内には煙探知機があるので、絶対にバレます。

中には探知機を覆って煙草を吸う人がいますが、CAは嗅覚に優れています。

お席に戻られても、ニオイでバレています!

機内での喫煙は、機内火災に繋がる恐れがあり、絶対にNGですよ。




爆弾が搭載!?こんなラバトリーエピソード

CAは、お客さま搭乗前に、お手洗いの隅々まで点検します。

その日はボンベイからのフライトだったのですが、交換用の紙ナプキンのパッケージに『BOM』の文字が。

通常、紙ナプキンは行き帰りの分、ベースから載せることになっていて、途中での搭載はありません。


BOM=BOMB、爆弾の意味も無きにしも非ず。

機長に報告し、緊急で、爆弾班が手配されました。

結局、BOM=BOMBAY(ボンベイ)だったとのこと。

遅延しましたが、無事に出発することが出来ました。




いかがですか?

機内のお手洗いの秘密。

長期間のフライトで退屈した際は、是非ぜひ、思い出してみてください。

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