CAは語学が堪能って本当?実際英語力はどのくらい必要?
CAというと語学が堪能だと思われることが多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。実情をお伝えします。
CAは皆、語学が得意?!
CAは海外に行く機会も多いし、外国人のお客様と接するときに英語を使う必要があるイメージがありますよね。
英語はもちろん、2か国語3か国語も当たり前、なんていう噂も?
その反面、帰国子女でもなく、英語がそこまで得意でもないけれども、勉強して基準を満たし、CAになったという人もいます。
CAがフライトで実際に使う英語の必要度はどの程度なのでしょうか。
実際のところをお伝えします。
意外と機内の会話は想定内?
国際線のフライトとなると、お客様にも外国人の方がいらっしゃいます。
日本の航空会社ですと、やはり日本人のお客様が多いのですが、コードシェア便が増えた関係で、提携している外資系航空会社のお客様が乗られることが多くなっています。
外国人のお客様との会話は、決まりきった機内サービスの会話がほとんどです。
「お飲み物は何がよろしいですか?」
「お食事はお魚とステーキどちらがよろしいですか?」
など、このような会話は訓練所でも何度も繰り返し練習していますし、相手からの返事も想定内のものが多いため、たいして苦労はありません。
帰国子女でなくとも、ある程度の勉強を積めばクリアできるレベルと言えます。
ちょっとしたおしゃべりにはジョークの理解も必要!
ところが、お食事のサービスが終わり、お客様から話しかけられちょっとしたおしゃべりが始まるとなると別問題です。
外国人のお客様はジョークがお好き。
ここは語学力以上に勉強が必要です。
会話の流れから矛盾するようなことを言われたので、つい質問してしまったら、「ジョークだよ。」と言われて気まずい空気が漂ったことがあるというCAも。
単なる英会話力だけでなく、海外文化の理解やジョークを理解する力も必要になってきます。