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勘違いするCA続出!?一年に一度サマータイムが始まる日

羽蘭

日本にはない国内の時差や夏時間があるアメリカでは、サマータイムが始まる日はスケジュールを勘違いするCAが続出!スケジュール部門は毎年ドキドキ!そんな、サマータイムが始まる日についてお話します。

日本人には馴染みのないサマータイム

日本は北海道から沖縄で同じ時間で、365日時間が変わることはありませんが、広大な国土のアメリカはアメリカ本土だけでもいくつかの時差があります。

時差に加えて、3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までは1時間時間が早くなるいわゆるサマータイムがあり、アメリカではデイライトセービングタイムと呼ばれています。

国内でも時差があり、さらにデイライトセービングタイムで1時間時間が早くなる!

とってもややこしいですよね。

そんなデイライトセービングタイムの始まる日のお話しをします。




3月のスケジュールが出る時は注意!

毎年3月のスケジュールが出ると「第2日曜日から時間が変わるので注意してくださ」いというお知らせがきます。

筆者もフライとし始めて初めての3月のスケジュールをもらった時は、デイライトセービングタイムのことを訓練で習ったことをすっかり忘れていました。

しかし、デイライトセービングタイムになれているアメリカ人でも時間を間違える人が続出!

そのため、スタンバイのCA達もこの日は働くことになることが多い日です。

スケジュールを管理する部門は、この日が何事もなく過ぎてくれることを願っていると聞いています。




何が起こるの?

国内線のCA達は西海岸から東海岸へフライトして一泊、次の日に帰る予定というパターンだったりすると、自分の住んでいる西海岸から東海岸に着いた時点で時差があります。

そこにデイライトセービングタイムが加わって勘違いしてしまった。

宿泊先のホテルの時計がデイライトセービングタイムにすでに合わせてあると思っていたら違った。

など、ちょっとした勘違いが起こります。

クルーは一緒のホテルに滞在しているのでロビーに降りてこないと間違えているかな?とすぐ気づけます。

電話すると時間を間違えていて、慌てて支度をしたクルーがいるというエピソードも。

時には全員が勘違いしてしまったという話も聞いたことがあります。

アメリカ人にとっては毎年のことなので慣れているかと思われるデイライトセービングタイム。

しかし、このような勘違いは慣れているアメリカ人にも起こることなのです。


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