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CAならではの効率性と知恵!機内業務から盗めるお役立ちワザ (2/2ページ)

JUNKO

CAに大切なのは、限られた時間と場所で効率性と知恵をフル活用して仕事をすること。その機内業務から得た知恵を自宅でもしっかりと役立てています。今回はそんなお役立ちワザをこっそりお伝えしちゃいます。

時間が勝負でも大丈夫の片付けるワザ!

国際線の長距離路線では、お食事サービスが終了したら、機内販売が始まり、その後は機内を暗くして映画の上映が行われます。

そのため、食事の片づけは大忙し。

ギャレーと呼ばれる台所を早く片付けて、次の業務の準備に取り掛からなくてはなりません。

この「スピーディに片付けるワザ」が自宅での家事に役立ちます。

まずは目につくところから片付けることが、早くきれいにするコツ。

どれから片付けよう、、なんて悩んでいる暇はありません。

とにかく手を動かし、目の前のものから片付け始めます。

ゴミがたくさん出てしまうので、機内のゴミ箱には収納しきれなくなることもあります。

そのため、ゴミを小さくすることも大事になってきます。

ビールなどの空き缶のゴミがたくさん出るのですが、缶はつぶして捨てるのが機内の常識。

つぶして捨てるのとそのまま捨てるのとでは、かさばりかたがぐんと変わってきます。

このワザは、自宅でも活用できますよね!




赤ちゃん用のミルクだってCAにお任せ!

赤ちゃん連れのお客様のために、機内で赤ちゃん用のミルクをご用意することも。

その際には湯せんを活用します。

レンジでチンでは赤ちゃんがやけどしてしまう熱さになりがちですよね。

機内ではちょうど良い温度を確認するために、手首の脈をとるところに少しミルクを垂らして、温度を確認しています。

赤ちゃんのミルクは「人肌」の温度が良いといわれているので、手首にミルクを垂らして「あつい」とも「つめたい」とも思わないような温度が適温です。

これは、独身CAも子どもを持った時にとても役立つ知識だといえます。




ビールの適温だって分かってしまう!?

機内ではビールをドライアイスで冷やしているのですが、ドライアイスが多すぎたり、くっつきすぎたりしてしまうと、ビールが凍ってしまうことがあります。

凍ったビールをお客様の前で開けてしまうと、泡がぶくぶく噴き出す大惨事となってしまいます。

それを避けるため、CAは缶を空ける前にビールが凍っているかどうかを判断するワザを持っています。

「冷たさ」も一つの基準ではあるのですが、爪で缶をはじいてみた時の「音色」が違うのです。

凍っていないビールを爪ではじくと、カーンという、響くような音色がします。

ですが、凍っているビールを爪ではじいたときは「コン」というような鈍い音に変わっています。

お飲み物サービスをする際にCAがビールを爪ではじいていたら、それはビールが凍っていないか確認しているのかもしれません。




機内でのお役立ちワザはいかがでしたでしょうか。

限られた場所、時間だからこそCAの頭もフル回転でいろいろなアイディアを元に仕事の効率性を高めていきます。

皆様のご自宅でもお試しいただけるものもあるかと思います。

少しでもお役に立てましたら幸いです。

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