飛行機酔い、耳が痛い、お酒…CAが教える機内で体調が悪くなった時の処方箋!
大型のお休みを利用して旅行に行かれる方も多いかと思いますが、心配なのは機内で体調が悪くなった時。飛行機酔いしてしまったり、耳が痛くなったり、お酒に酔ってしまったり、人によって症状は様々ですよね。機内で調子が悪いなと思った時にできる対処法をご紹介いたします。
意外と自分でも対処可能!?機内での体調不良になってしまったら
離陸して上空に上がると、機内は地上とは違う環境になります。
気圧をなるべく地上と近づけるため常に与圧されていたり、機内の温度もコントロールされています。
そのように通常と違う環境なので、体調が悪くなることも起こりえます。
飛行機酔いも多いですが、耳が痛くなってしまったり、普段はあまり酔わなくてもお酒に酔ってしまったり。
そんな時はもちろんCAを呼んでください!
そして、それと同時に自分でもできる対処法をご紹介いたします。
知っていれば、飛行機での移動も少し楽に感じるかもですよ。
飛行機に酔ってしまったら
私も子供の頃は必ずと言っていいほど飛行機酔いしていました。
今は飛行機では酔わないのですが、車や電車では必ずと言っていいほど気持ち悪くなります。
機内で気持ち悪いのは本当に辛いですよね。
吐いてスッキリされる方もいますが、私のように吐くに吐けないタイプだとひたすら気持ち悪いままになります。
そんな時はまず、衣服の締め付けを緩くしましょう。
また、なるべく下は向かないこと。
読書などはすぐにストップします。
また、スッキリしたくて柑橘系のオレンジジュースを飲みたいと思うかもしれませんが、絶対にNGです。
飛行機酔いをしているところに胃酸に近い酸っぱさが加わると、さらに胃酸が分泌され気持ち悪さが倍増します。
炭酸も胃酸を刺激するのでやめましょう。
飛行機酔いが心配な方は、なるべく水や白湯を飲んで意を刺激しないようにするのが一番ですよ。
耳が痛くなってしまったら
気圧の変化で耳が痛くなったことはありますか?
少し風邪気味で喉が痛かったりするだけでも、気圧の変化で耳は詰まります。
私も航空性中耳炎に何度か罹ってしまったことがありますが、耳が詰まると離着陸時などの急激な気圧の変化に対応できず激痛でした。
そんな風に耳が痛くなった時や違和感を感じた時、まずバルサルバ法と言う耳抜きをする方が多いかもしれません。
鼻をつまんで、口を閉じ、ふーっと鼻から息を出す方法です。
そうすると耳から空気が抜けようとして耳が抜けるのですが、やりすぎたり、強くやると耳に負担がかかり炎症が起こることも。
一番オススメなのは、唾液をごくんと飲むこと。
機内ではキャンディも用意しています。
唾液が出やすいようにキャンディを少し舐めてからごっくんと唾液を飲み込むと耳がふーっと抜けますよ。