祝!「日本遺産」第1号記念 福井の魅力発見ツアー【前編】 (3/3ページ)
2015年に「日本遺産」第一号として認定された歴史ある名所が集う福井県。越前かにに鯖街道の焼き鯖、へしこ、フグなどなど、美味しい食材が満載です。今回は実は驚くほど充実していた”福井県の食事情”をたっぷりと取材して参りました。前編・後編に分けておすすめのお店などもご紹介しますので、年末年始の休暇や、週末のプチ旅に、皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。
美浜町のソウルフード健康発酵食品「へしこ」
日本海で獲れた魚を米ぬかに漬け込んで1年ほど熟成させた、福井県の若狭地方に伝わる保存食のことをへしこと言います。
このように重石を乗せて作っています。ちなみに1つの容器に90本もの魚が入っているそうですよ!
美浜町ではへしこ作りに鯖が多く使われています。
熟成させたへしこはお酒やご飯のお供に最適なのですが、ただおいしいだけではないのです。
実は健康食品としても多くの方から支持されています。へしこは、生の鯖に比べてアミノ酸が2.5倍、ペプチドに至っては5倍という驚きの数字が出ています。このペプチドが血圧の上昇を抑えてくれるという嬉しい効果も期待できるそうです。
このように薄くスライスして大根と一緒に食べたり、
軽く炙った後に身をほぐしてご飯の一緒に食べたり、パスタに入れてみたり、アイディア次第で様々な料理に姿を変えることができるへしこ。
こちらも福井では欠かせない伝統食品です。
まだまだ福井の魅力は沢山あります!
魚もいいけど実はお肉も美味しい福井県。
後編ではお肉を中心に更なる魅力をお伝えしていきます。