祝!「日本遺産」第1号記念 福井の魅力発見ツアー【前編】 (2/3ページ)
2015年に「日本遺産」第一号として認定された歴史ある名所が集う福井県。越前かにに鯖街道の焼き鯖、へしこ、フグなどなど、美味しい食材が満載です。今回は実は驚くほど充実していた”福井県の食事情”をたっぷりと取材して参りました。前編・後編に分けておすすめのお店などもご紹介しますので、年末年始の休暇や、週末のプチ旅に、皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。
「鯖街道」は日本遺産に!歴史の起点で「鯖」を味わい尽くす!
鯖街道とは、若狭湾と京都を結ぶ道のこと。
海に面していない京都の人々が魚を入手するために、この道はなくてはならない道だったと言われています。
昔の人は若狭から京都へ鯖を運ぶ際に、腐敗を防ぐために塩でしめて、一日かけて鯖街道を歩いて運んだそうです。
到着する頃、鯖は丁度良い味加減になっていたのだとか。
そんな鯖街道の起点に位置するのは、焼き鯖とへしこの専門店「朽木屋」。
こちらでいただける焼き鯖は、芳ばしくてパリッとした皮と脂の乗ったジューシーな身がクセになるこだわりの逸品。
この1本でお酒もご飯もどんどん進んでしまいそう!
なんと1日最大200本も焼いているというのだから驚きです。1本1本こだわり抜いたご主人の焼き鯖は他ではなかなか食べられません。
福井を訪れた際には是非おいしい浜の焼き鯖を召し上がってみてくださいね。
益田商店 元祖朽木屋(くつきや)
http://www.kutsukiya.com/yakisaba.html