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リゾナーレ那須は旅育にぴったり!稲刈り体験や森遊び、石窯ピッツァづくりなどアクティビティをレポート

清水 裕美子

日本初のアグリツーリズモリゾート「星野リゾート リゾナーレ那須」に、一泊二日で家族旅行に行ってきました。前編ではリゾナーレ那須の施設、稲刈りや農業体験、森遊びなど自然体験のアクティビティ、天井まで届くネット遊具やボールプールを備えた施設「POKO POKO」、石窯ピッツァづくりやコックコートを着た本格パティシエ体験について、リゾナーレがおすすめする「旅育」のポイントと共にレポートいたします。

「星野リゾート リゾナーレ那須」に一泊二日で家族旅行


旅行を通して、子供に自然体験をさせてあげたいと考えているパパやママは多いのではないでしょうか。


そんな方におすすめなのが「星野リゾート リゾナーレ那須」です。


日本初のアグリツーリズモリゾートとして 2019年11月に栃木県那須町にオープンしたリゾナーレ那須。


アグリツーリズモはイタリア語の「アグリクルトゥーラ(農業)」と「ツーリズモ(観光)」を掛け合わせた造語で、その土地ならではの農業体験や自然体験を取り入れた「地域の魅力×リゾート滞在」をコンセプトとしています。


2022年9月からは、リゾナーレで旅行ジャーナリストの村田和子さん監修による「旅育」の取り組みが開始され、より子供が積極的に旅に参加したくなるしかけが用意されているので、旅育初心者にもおすすめです。


今回はリゾナーレ那須に一泊二日で家族旅行に行ってきました。(子供は5歳・1歳の男児)


前編では、リゾナーレ那須の施設、稲刈りや農業体験、森遊びなど自然体験のアクティビティ、天井まで届くネット遊具やボールプールを備えた施設「POKO POKO」、石窯ピッツァ作りやコックコートを着た本格パティシエ体験について、リゾナーレがおすすめする「旅育」のポイントと共にレポートいたします。




リゾナーレ那須とは



リゾナーレ那須は約4万2千坪もの広大な敷地を有しています。その中に、宿泊棟、農園「アグリガーデン」、アクティビティ施設「POKO POKO(ポコポコ)」、2つのレストラン「OTTO SETTE NASU(オットセッテナス)」・「SHAKI SHAKI(シャキシャキ)」などの施設が点在しています。


客室は本館・別館で計15の部屋タイプがあり、どの部屋も大自然の中に滞在していることを体感できる設計となっています。




宿泊したのは、田んぼが目の前のスーペリアルーム

テラスに出ると目の前に森と田んぼが広がり、子供たちは大喜びでした。



子供が積極的に旅に参加できる旅育のしかけ

リゾナーレ那須のホームページには、事前に施設やアクティビティについて知識を深められる子供向けのクイズが用意されています。


5歳の長男は何度も繰り返しクイズを楽しみ、「ここに行ってみたい」「これをやってみたい」など、かつてないほど旅の前のテンションが上がっていました。


旅育ポイントの1つに「旅の準備段階から子供も積極的に参加する」ということがありますが、このクイズのおかげで簡単にクリアできました。


そしてリゾナーレ那須到着後には、そのクイズの続きとして、滞在中に取り組みたいミッションが書かれているカードが渡されます。全部クリアしてシールを貼ると、素敵なプレゼントがもらえるということで、子供もより主体的に滞在を楽しんでいたように感じます。


子供が自ら、知りたい、やりたいと思うようなしかけが用意されているのは、親としてはとてもありがたいですよね。




外国人も憧れる!「稲刈り」を体験

「その土地ならではの体験で、子供の関心の芽を育む」というのも旅育のポイントの1つ。


リゾナーレ那須ではそのようなアクティビティが充実しています。


例えば今回の滞在の一番の目的である「稲刈り」体験。




リゾナーレ那須では施設内の田んぼで種まき、田植え、収穫、脱穀、精米作業などその時期に合わせた稲作体験ができる「お米の学校」が実施されています。
(2022年は4月10日から10月30日まで)


全5回のうち今回は4回目の「稲刈り」を体験してきました。


日本の田んぼの面積は年々減少していて、今は50 年前に比べてなんと約半分ほどになってしまっているのだそう。


そのような状況を危惧し、那須で150年お米を作り続けている「稲作本店(FARM1739)」と共同でスタートしたのが「お米の学校」プロジェクト。


アメリカ在住のCAの友人は、海外でも「日本で稲刈りを体験してみたい」など、日本の農業体験に憧れを持っている人が多いと言います。


海外の方も憧れる日本の稲作文化、日本人としてはぜひ一度は体験しておきたいですよね!


まず座学でお米の基礎知識についてクイズ形式で学んだあと、「稲刈り鎌」で1株ずつ手刈りしていきます。


軍手と長靴は用意されているので、動きやすい服装で行けばOK。

5歳の長男はすぐに鎌の扱いに慣れて、どんどん楽しそうに収穫していました。





10株程度をひとまとめにし、藁で束ねて、竹で組まれた支柱にかける作業「はぜかけ」を行います。

天日干しにすることで稲を乾燥させ、お米1粒1粒に栄養分を蓄えられる効果があるのだそう。





稲刈りをしている間に、田んぼの畔で昔ながらの炊飯方法である羽釜でお米を炊いてくださいます。



炊き立てのお米を田んぼを眺めながら食べることは、お米農家さんが一番美味しいお米の食べ方としておすすめされているのだそう。


稲刈り後に食べるお米はいつも以上にありがたみを感じました。



お米が炊けるまでの間には、稲穂と周囲の森に咲いているお花や植物でドライフラワーのブーケ作りも楽しめました。




10月22日、23日、29日、30日には第5回の「脱穀、炊飯」を体験できるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。




毎日楽しめる農業体験と森でのトレジャーハント

稲作体験は実施される日程が決まっていますが、施設内の畑「アグリガーデン」では毎日その日に必要な農作業をレクチャーする「ファーマーズレッスン」が行われています。


また、ハーブを育てている「グリーンハウス」では、農家の方の暮らしをヒントにしたワークショップ「農家の手仕事」や、「オリジナルハーブティーづくり」も楽しむことができます。


ハロウィン期間はアグリガーデンがハロウィン仕様に大変身。





帽子やマント、フォトブースも用意されているので、子供たちの可愛い写真を撮ることができます。





また、施設内の広大な森で遊べるのも、リゾナーレ那須ならではの魅力。


松ぼっくり、ガのマユ、割れたクルミなど森の中で探したいアイテムが書かれた「トレジャーリスト」を片手に、家族で「森のトレジャーハント」に参加してみました。



大自然の中での宝探しに、子供たちは時間を忘れて大没頭!


大人にとっても初めて見るものや知らなかったことが多く、気づけば童心に返り楽しんでいました。


森のお宝は全部集めるとこんな感じになります。

自然の神秘を感じて何だかワクワクしますよね。





  


自然を活かしたアクティビティ施設「POKO POKO(ポコポコ)」



「POKO POKO」には、大人も子供も楽しむことができるアクティビティが充実しています。


まず子供たちが大喜びだったのが、高さ約6.5mのネット遊具とボールプールからなる「プレイエリア」



現在はコロナ対策で1回15分の予約制となっているので(最大2組まで)、周囲を気にすることなく思いっきり楽しむことができます。


ネットの一番上まで登り、ネットに横たわりながら天窓を眺めていると、まるでハンモックに揺られているような気分で、大人でもワクワクします。



ゆっくり絵本が楽しめる「Books&Cafe」のエリアも。





また、「POKO POKO」のテラスには焚き火があり、焼きマシュマロ作り体験ができます。



こちらも、大人も子供も一緒になって楽しめます。


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