コロナ禍での日本入国、PCR検査、帰国者フォローアップの流れを現役CAがレポート! (3/3ページ) | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

コロナ禍での日本入国、PCR検査、帰国者フォローアップの流れを現役CAがレポート! (3/3ページ)

よう

新型コロナウィルスが世界中に蔓延し、国をまたぐ移動がとても難しくなってしまいました。海外ベースで働く現役CAの筆者が、先日一乗客として日本に帰国した際に経験したコロナ禍での入国審査、PCR検査、帰国者フォローアップなどについて体験談をシェアさせていただきたいと思います。

裏話

ここからは余談になってしまうのですが、「違反をせずに公共の交通機関を使わないで帰るかどうか、チェックする人がいるの?」など、友人から聞かれることが多いので答えておきますね。


私の場合は誰かが迎えの車を確認するためについて来たということはありませんでした。

また自分自身が公共の交通機関を使おうとした訳ではないので違反した先に何があるのか、分かりません。


ただ、現在、国際線を利用する人、この時期に移動する人が限られているため、また、乗客が空港内で1人1人面談をしてから外へ出ていくため、さらにソーシャルディスタンスを確保して行動するため、誰がどういう行動をしているかはわかりやすいと思いました。


監視をしている訳ではないのですが、至るところにスタッフの方がいらっしゃって、とてもケアが行き届いている印象を受けました。


また、個人面談の際も面接官の方が「ご家族のお迎え、もうすぐ着いちゃいますよね?」など気を遣ってくださったり、和気藹々とした空気での面談でした。 


毎日大変な中、細やかなケアと心遣いを欠かさないスタッフの方の様子に、とても感動しましたし、感謝の気持ちでいっぱいになりました。



最後に

以上、私の経験をお話しましたが、今後流れが変わる可能性もありますし、あくまで私個人の経験として受け取っていただけましたら幸いです。


客室乗務員のみなさま、地上係員のみなさま、やむおえない事情で国をまたぐ移動が必要なみなさま、今は本当に大変だと思います。


私自身も航空業界に身を置くものとして厳しい局面ですが、こんな時こそ周囲を思いやる気持ちを忘れずに乗り越えていきたいです。


SCROLL