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JAL・ANA徹底比較!夏休みに利用したい子どもの一人旅をサポートしてくれるサービス (2/2ページ)

片岡かこ

小学校に上がる頃になると、一人で飛行機に乗ってみたいと言うお子様や、夏休みを利用しておじいちゃんおばあちゃんの家に一人で行かせてみたいと思う親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。今回はJAL、ANAそれぞれで行っている、子どもの一人旅をサポートするサービスについて、徹底比較します!


JAL国際線利用時のサポートサービス

5歳以上、12歳未満のお子様が国際線を利用して一人旅をする場合、「JAL国際線ご予約・ご購入・ご案内」窓口に連絡をします。

その際、出発地・目的地(・乗継地点)における両親、または保護者の連絡先を伝えます。

また、所定の誓約書を提出します。

目的地(または乗継地点)での引き合わせの際、身分証明書を提示し、誓約書に署名する必要があるので、お出迎えの方は身分証明書等を持参しましょう。



12歳以上16歳未満のお子様が海外赴任、帰任時、赴任中のご家族を訪問される際には、「JALファミリーサービス」を利用することができます。詳しくはJALウェブサイトをご確認くださいね。




ANAジュニアパイロット(国際線)

「ANAジュニアパイロット(国際線)」は5~11歳のお子様の一人旅をサポートしてくれるサービスです。

メキシコシティ発着便では、5~13歳のお子様の一人旅をサポートしてくれます。

5~11歳(メキシコシティ発着便では5~13歳)のお子様が一人で搭乗する場合、必ず「ANAジュニアパイロット」を利用する必要があります。



12~16歳のお子様が一人で搭乗する場合、「ANAジュニアパイロット」を利用する必要はありませんが、希望により、「ANAエアポートサポート」を利用することができます。

メキシコシティ発着便では、14~17歳のお子様が一人で搭乗する場合、同意書を提出する必要があります。

そのうえで、希望により空港内でのサポートをしてくれる「ANAエアポートサポート」を利用することができます。

「ANAエアポートサポート」について、詳しくはANAウェブサイトをご確認ください。




一人旅を通して大きく成長する子も!

夏休みになると、一人旅のために今回ご紹介したサービスを利用される方が増えます。

筆者が所属していたANAでは、お子様が搭乗されると、安心していただくことができるよう、客室乗務員からお声掛けをしていました。

しっかりしているように見えるお子様でも「何か困ったことがあったら客室乗務員がお手伝いしますからね」とお伝えすると、堰を切ったように泣き出してしまうお子様も多くいらっしゃいました。

お見送りの方とバイバイすると、やはり不安になるのだろうなと感じ、もらい泣きをしてしまった経験は一度や二度ではありません。

でも、機内で落ち着かれて到着する頃には、心なしか、きりっとした表情を見せてくれるのです。



きっと、一人で旅をするという経験は、お子様を大きく成長させてくれるでしょう。航空会社のサポートを利用して、この夏、お子様の成長をそっと後押ししてみませんか?

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