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元中東系CAが解説!今イスラム教圏に旅行するなら知っておくべきラマダン基礎知識 (2/2ページ)

藤原 絵里

2019年も、イスラム教の国々ではラマダンが始まりました。ラマダンとは何なのか、旅行する時の注意すべき点など、元中東系航空会社で働いたCAがラマダンの基礎知識をお話します。

ラマダン期間の旅行で気をつけるべきことは?


日の出や日の入りに合わせて、レストランやカフェ、デパートなどの営業時間が変わることが多いので、事前に調べておくことが必要です。

「お店もレストランも閉まっていて食べものが何もない!」なんてトラブルも起こりかねません。


ほとんどの国では、旅行者やイスラム教以外の人に、断食は求められません。

それでも、日中公共の場での飲食、喫煙は、できれば配慮してください。

サウジアラビアなど一部の国では、国外追放される場合もあるので、旅行先の地域のルールをしっかり調べてから旅行するようにしましょう。




また、イスラム教の国は暑い国が多く、薄着になりがちです。しかし、ラマダン中は特に肌の露出を控えましょう。




ルールを守ってラマダン中の旅行も楽しんで

ラマダン中の旅行は色々と不便なことが多いと思います。

けれど、日没後は毎日お祭り。

家族も旅行者も分け隔てなくもてなしてくれる大らかな人が多いので、ラマダン独特の雰囲気を楽しむことができます。

その国の文化に配慮して、今だからこそ経験できる最高の時間を過ごしてくださいね。




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