世界のサービスを知りたい!ビジネスクラス搭乗記:【第2回】エールフランス航空
CAだからこそ世界の航空会社のサービスの様子が気になります。ここでは、世界のビジネスクラス搭乗記をご紹介!今回は、AIR FRANCEのビジネスクラスでのフライトの様子をご紹介致します。
ビジネスクラス搭乗記:【第2回】エールフランス航空
世界に多々ある航空会社の機内サービスは、CAでも気になります。
特に、ビジネスクラスやファーストクラスではその航空会社独自のプレミアムサービスが行われています。
ここでは、世界の航空会社のファーストクラス、ビジネスクラスの搭乗体験記をご紹介いたします。
第2回目は、エールフランス航空のビジネスクラスです。
エールフランス航空ビジネスクラス搭乗基本情報
航空会社:Air France
便名:エールフランス航空276便(AF276便)
出発:パリ・シャルル・ド・ゴール空港 13:15
到着:成田空港 翌日 09:10
飛行時間:約11時間55分
機材:B777-300ER (42 Business / 24 Premium Economy / 315 Economy)
座席:2F(ビジネスクラス前から2列目、中央座席の真ん中のシート)
エールフランス航空ビジネスクラス:シート
今回の飛行機は、アメリカのBoeing社の777-300という大型機材。
この日はビジネスクラスも満席のようで、中央座席の三列のうちの真ん中の席でした。
シートは至ってシンプル。
ゆったりと座れるリクライニングシートは、座席ごとに仕切りがないため隔離感がなく、家族や友人との旅行でも楽しめます。
エールフランス航空ビジネスクラス:1回目のミールサービス
昼過ぎ出発のフライトのため、1食目の食事はランチでした。
まずは、ドリンクサービスからスタート。
食事はビジネスクラスならでは、コース料理です。
2種類の前菜とサラダ、日本人だからか味噌汁のサービスもありました。
メインは4つの中から選ぶことができ、離陸後に客室乗務員の方がリクエストを聞きに来てくださいます。
わたしは、フランス人女性唯一のミシュラン三ツ星シェフ ANNN SOPHIE PIC氏監修のメニュー「鶏肉の燻製紅茶風味 生姜とレモン入りエンドウ豆のムース」を選びました。
香ばしい焼き色の鶏肉にしっかりとしたお味のソース、エンドウ豆とともに生姜とレモンの爽やかな風味を感じられるムース、美味しかったです。
デザートは、アプリコットのタルトとシャーベット、フルーツから選べます。
わたしは欲張ってタルトとフルーツを頼みました。
デザートと一緒に紅茶を頼むと、いくつかあるティーバッグから好きなものを選ばせてくれます。
チョイスがあるのって嬉しいですよね。
エールフランス航空ビジネスクラス:軽食サービス
ロングフライトでは、2食目まで時間があるため、軽食やおやつが用意されています。
通常ビジネスクラスだとエコノミークラスよりも種類が多いのが特徴です。
座席に持ってきていただく以外にもギャレーと呼ばれる客室乗務員が食事を準備するスペース付近にディスプレイされ、自分で選ぶこともできます。
AIR FRANCEでは、ドリンクやフルーツ、フランスのお菓子などがありました。
エールフランス航空ビジネスクラス:到着前のお食事サービス
日本時間の朝の到着のため、2食目は朝食のサービス。
フルーツやヨーグルトに加え、3種類からメインを選べます。
甘いものが食べたい気分だったので、パンケーキをチョイス。洋梨のコンポートと一緒にメープルシロップをたっぷりとかけていただきました。
また、本場フランスのクロワッサンとブリオッシュがとても美味しかったです。
エールフランス航空ビジネスクラス:アメニティの中身は?
アメニティセットはカラフルなポーチに、アイマスク・イヤープラグ・歯磨きセット・CLARINSのクリームなど、フライトであると便利なものが入っています。
また、プリセットされているスリッパには靴下もついてくるので、足先が冷えやすい女性も安心です。
アメニティは、エアラインの個性が出る気がします。AIR FRANCE はシンプルで、おしゃれな印象を受けました。
ビジネスクラスでの過ごし方
エコノミークラス同様、食後は免税品の販売や税関申告書の配布があります。
それぞれが映画や音楽を楽しむなど一番リラックスできる時間帯ではないかと思います。
わたしの場合、音楽を聴きながら仕事や勉強、読書をし、それらに飽きたら映画を観ることが多いです。
仕事でエアラインを利用する機会は年に数回ありますが、フライト中は自分と向き合うことのできる貴重な時間なので、大切にしています。
もちろん到着時間を考慮し、睡眠もとります。
ビジネスクラスのシートはリクライニングによりほぼフラットになるので、しっかりと身体を休めることができるのが嬉しいです。
日本到着までフランスを感じられるフライト
実は、今回はじめてAIR FRANCEを利用しました。
全体のサービスの流れは他のエアラインと大きく違いませんが、お食事の内容など最後までフランスを感じられる内容でした。
このように色々なエアラインを利用して比較するのも旅の醍醐味かもしれませんね。
皆さんのエアライン選びの参考になれば幸いです。