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創業は江戸時代。飛騨高山の料亭「角正(かくしょう)」で味わう精進料理 (2/4ページ)

清水 裕美子

飛騨高山というと精進料理というイメージを浮かべる人も居るのではないでしょうか? 江戸時代に創業し200年以上もの歴史を持つ、飛騨高山で唯一の精進料理料亭「角正」。そんな角正のこだわりの精進料理の魅力に迫りました。

仕込みに1年! 素材の味を大切にする調理法


角正では素材そのものの味を最大限に引き出しながら、精進料理をいかに彩り豊かにコクを出して美味しく仕上げるかを大切にされているとのこと。


仕込みには時間も労力も惜しまず、丸1年かかることもあるそう。


また常に2種類の献立があり、それぞれ10皿とも前後のお料理とのバランスや、内容が重ならないように、まったく違う料理を用意しているという徹底ぶり。


豊かな自然の中で育った、旬の野菜そのものの味を存分に味わうことができる料亭です。


角正では常に二本立ての献立があり、その全てのお料理が重なることのないよう、それぞれ十皿すべて全く違うお料理を用意している


角正さんで曲木の春慶塗りのお盆で季節の献立をいただきました


取材で訪れたのは3月上旬。曲げ木(まげき)の宗和好みのお盆に美しく盛りつけられた、春らしさあふれるお料理を試食させていただきました。


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