乗り物酔いに負けずに楽しい旅行を!元CAの酔い止め豆知識 (2/2ページ)
せっかくの楽しいフライトも、飛行機酔いのせいで気分が悪くなってしまっては楽しさも半減ですね。少しでも安心して旅行ができるよう、機内で覚えた方法をご紹介します!
飛行機の機内でCAがお手伝いできること
気分が悪くなってしまったら、我慢せずCAにお声がけしましょう。
できれば軽い症状が表れた時点でお知らせいただけると、重症になる前に抑えることができます。
頭重感や頭痛、生あくび、生唾に始まり、
吐き気、冷や汗、手足の冷え、めまいを経て、
嘔吐、転倒と、症状は変化します。
特に転倒は大きな怪我などにつながる危険性も。
なんかおかしいかも?と思った時点で同行者やCAに伝えておくことが大切です。
自分でできる飛行機良いの対処法
・炭酸水を準備
炭酸水に含まれているアルカリ成分が胃の調子と自律神経を整える助けをすると言われています。
糖分や柑橘系の果汁の入っていない、シンプルな炭酸水をオススメします。
・チョコレートやキャンディ
血糖値をあげると、脳が覚醒し、酔いを軽減すると言われています。
また、唾液が分泌されると三半規管の調子が整うとも言われています。
ちょっとしたチョコレートやキャンディがあると手軽に口に入れられるので常備しておくと安心です。
・ツボ押し
酔いに効くツボはいくつかあります。
・掌の中心、手心(しゅしん)
・親指と人差し指の付け根、合谷(ごうこく)
・手首から指三本下、内関(ないかん)
などは、酔いを軽減するだけでなく、自律神経を整えたり、気分をリフレッシュするのにも効くツボです。
心地よい強さとリズムで押してみてください。
・頭を冷やす
神経が集中している頭や首筋を冷やすと、副交感神経の働きが抑えられ吐き気がおさまると言われています。
シートを倒してリラックスしてから試してみてください。
お隣の席が空いているとつい横になりたくなりますが、進行方向に向いていた方が効果が期待できます。
・生姜
生姜に含まれているジンゲロールという辛味成分は、腸の働きを整え、吐きにくくする作用があります。
ジンジャーエールやジンジャーティーなどで口にできたら、リラックスもできるので理想ですね。
いかがでしょうか?
医学的な根拠などはないものもありますが、どれもCAの訓練中や先輩CAからマメ知識として学んだ方法です。
実は、筆者は新幹線でも酔ってしまうほど乗り物酔いに弱い体質。
同じような体質の方が少しでも不安要素をなくし、酔いを軽減し、快適な旅になったら嬉しいです。
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