国指定有形文化財の料亭旅館「八ツ三(やつさん)館」 (2/5ページ)
「あゝ野麦峠」の舞台、飛騨古川にある国指定有形文化財に登録されている料亭旅館「八ツ三館」。その魅力をたっぷりとご紹介いたします。
全てテーマの違う21の客室
八ツ三館の客室は全部で21室あります。そのひとつひとつがそれぞれ違ったテーマを持ち、私たちを迎え入れてくれます。
また、すべてのお部屋が荒城川に面しています。
窓を開けると清流の音に癒され、季節ごとに違う表情を見せてくれます。
■露天風呂付きスイートルーム「光月楼 聚楽の間」
数寄屋造りのお部屋は、21部屋ある客室の中でも最も広く、なんと127㎡。
デッキスペースには本格的な御影石を用いた半露天風呂もあり、プライベートな空間を楽しむことができます。
■和モダンな露天風呂付きの和洋室「光月楼 池月」
昭和初期の数寄屋造り面影を残しつつ、洋風にリニューアル。
歴史と現代の融合が楽しめるお部屋になっています。また、一枚岩をくり貫いた御影石の露天風呂も魅力的。
■対岸の本光寺を望む「光月楼 清華」
木のぬくもりをテーマにしたこちらのお部屋は、いたるところに銘木が。
また露天風呂も檜。
二人並んで楽しめる足湯も用意されています。
■明治38年に再建された商家造り「招月楼」
5つある客室は、それぞれ異なったつくりになっています。
水回りの設備を整え、メンテナンスもしっかりされているため、江戸の香りを漂わせつつも古さは感じられません。
国登録有形文化財にも指定され、「あゝ野麦峠」の舞台になった歴史がつまったお部屋。
■情緒あふれる囲炉裏付きの「観月楼」
青い壁のお部屋、畳にベッドのお部屋など12あるすべての客室が異なるテーマを持ち、建具から小物まですべてオリジナルのものでそろえられています。