イスラム教の国における恋愛ルールから学ぶ中東の恋愛事情とは

イスラム教における恋愛事情とは

わたしが住んでいた国は、中東の中でもイスラム教の教えに厳しい国でした。

結婚は、ほとんどが親同士が決めた相手、それもいとこ同士が多く、結婚式も男女別々だそう。

結婚式の夜に、夫婦は初めて顔を合わせ初夜を迎えることになるのですが、新婦が本当に初めてなのか、お部屋の外の廊下で、ご両親が待っているのだとか!?

そんな、敬虔なイスラム教の国ですが、少しずつ恋愛結婚や国際結婚も増えてきています。

どんな風にデートをするのか、イスラム教の恋愛事情を少しだけご紹介。

海は夜!?

中東に住んでいた時のエピソードです。

「とても綺麗なビーチがあるから見せたいんだ！」とデートに誘われたことがありましたが、言われた待ち合わせ時間は18時。

実は、中東の夏は、日中50度を超えることも普通にあります。

つまり、海に入ったり、外で動き回れる気温ではないのです。

また、外資系のホテルの敷地内のプールやプライベートビーチでないと、女性が水着姿になることが好ましくありません。

そのため、海でのデートは基本的には夜なのが当たり前！

夜と言っても30度くらいなので、海に入るのにちょうど良い気温。

夜なので日に焼ける心配も無し。

夜の海は、プランクトンがキラキラ光って、幻想的でとても綺麗でしたよ。

イスラム教国ならではの体験かもしれませんね。

デートはお家!?

男性が女性をデートに誘う場合、日本だと「今度飲みに行かない？」「映画のチケットが2枚あるんだけど一緒に行く？」と言った感じが割と定番ではないでしょうか。

わたしが住んでいた中東の国では、「家でDVDを見ない？」「今度、僕の故郷の料理を作るよ！」と、当たり前のようにお家に誘われるので、とても警戒します。


しかし、結婚していない男女が外を出歩くのはご法度。

すぐに職務質問されてしまいます。

そのため、基本的にはお家デートになってしまいます。

敬虔なイスラム教の方は、もちろん、婚前交渉はご法度。

ただ、女性がイスラム教でないと本気では無く、遊びの可能性もあるので要注意です。

本当に信頼出来るお相手、大好きなお相手ならば、お家デートを。

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