実録!欧米流子育てにみるライフスタイルの極意 (2/2ページ) | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

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実録!欧米流子育てにみるライフスタイルの極意 (2/2ページ)

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筆者は、海外で出産・育児を経験しました。そこで出会った欧米のママ達は皆、魅力的な方ばかり!今回は、海外で子育てする欧米人ママから学んだライフスタイルのヒントについて、お話したいと思います。


頼る力

1日24時間は、誰にとっても平等に与えられた時間ですよね。

仕事や趣味、育児をすべて一人でこなそうとすると、ママは、クタクタになって当然です。

そんな時、欧米人ママ達を見ていて思うのは、人に頼るのが上手いということ。

私が子育てしていた国では、主にベビーシッターやインターナショナルスクールに子供を預けて、自分の仕事や趣味の時間を確保する欧米人ママが大多数でした。インターナショナルスクールは大多数の所が1歳半からスタートするので、日本よりも、ママの時間を作りやすい要素の一つになっていました。

また、お友達同時が気軽に家庭に招き合い、子供も預け合うというスタイルも多く見られました。何かあったときに、気軽に子供を預け合える関係のお友達がいることは、とても心強いものです。

日本では両親など親族を頼ることが多いですが、海外では、おじいちゃん、おばあちゃんを含む、親族の助けを借りることは物理的に不可能です。なので、身近な友人とのネットワークを上手に築いて育児の負担を軽減しているママが多いのです。



ソーシャルスキル

みなさん、ソーシャルスキルと聞いて何を思い浮かべますか?

ここでお話するソーシャルスキルとは、具体的に、ママとしての情報発信力、情報収集力、お友達とのネットワークを広げる力といえます。

欧米人ママのソーシャルスキルの高さ。ママの性格にも左右されると思いますが、その能力は相当なものでした。

友達の友達の友達は友達!こんな風に、すぐにネットワークを広げていけるのも彼女たちのソーシャルスキルの高さ故。

ソーシャルスキルを駆使してできたお友達同士、助け合ったり、シェアしたりという関係を上手く築いているのです。

異国で子育てをするということ自体、自分の国で子育てするより、大変なことも多い中、ソーシャルスキルを駆使し、異国での子育てを前向きに楽しんでいる姿が印象的でした。


子供の自立度も育まれる

仕事・趣味・子育てを上手くこなし、ソーシャルスキルの高い欧米人ママのそばで育った子供たち。

そんな子供たちを見ていて感じるのは、自立度の高い子が多いということです。

「子供は親の背中を見て育つ」とよく言われていますが、まさにその通りだなと思いました。自分の人生を存分に楽しむ。ただ、楽しむだけでなく、その責任もきちんと取る。

そんなママの姿は、子供にも自然に伝わっていくということを肌で感じることができました。


いかがでしたでしょうか?欧米人ママのライフスタイルに何か共感できるものはありましたか?

ここに書いたことが、育児のみならず、すべての女性の皆様にとって、参考になれば幸いです。

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