飲み物編:自宅で活用できる!ファーストクラスのおもてなし
普段のティータイムも、近所のお友達とのお茶会も、ワンランク上に変身!CAがファーストクラスのサービスで実践しているおもてなしの中から、自宅でも取り入れられる簡単なワザをご紹介します。
ファーストクラスのおもてなしで、リスペクトしてもらえるお茶会を
CAは入社して3か月間みっちりと訓練を受け、国際線ファーストクラスのサービスについて学びます。
立ち居振る舞いから、お食事やお飲み物をお出しする決まり事をきちんと学び、世界各国のVIPに一流レストランとひけをとらないおもてなしをしなくてはいけません。
ファーストクラスのお客様はヨーロッパ片道で100万円を軽く越える料金を支払ってくださっているのです。新人CA訓練生にとって、一番多くの時間を割かれるのもファーストクラスのサービスの授業。家に道具を持ち帰ってサービスの練習をすることもあります。
そんなファーストクラスの最高のおもてなしを、自宅で簡単に実践してみませんか?
今回は気軽に取り入れられる、お飲み物サービスをご紹介します。
あなたもさりげなく、家族や友人たちにリスペクトされるおもてなしを試してみましょう。
和食には煎茶?それともほうじ茶?実は出すタイミングが!
日本茶といえば煎茶でしょう、でもほうじ茶っていうのもあるよね、どう違うの?なんて思っている方もいるのではないでしょうか。
緑茶専門店にいくと様々な種類のお茶がありますが、正直よくわからないですよね。
ファーストクラスで和食を召し上がっているお客様には日本茶をお出しするのですが、実はそこにもこだわりがあり、食事のタイミングで煎茶とほうじ茶を使い分けているのです。
ファーストクラスのサービスでは、ほうじ茶はお食事中にお出しするのですが、お食事が終わった後は、煎茶に切り替えます。
ほうじ茶は焙煎してあり香ばしい香りを楽しめる淡いブラウンのお茶ですが、煎茶とは過熱や発酵をせずに作るグリーンのお茶です。
ほうじ茶にはタンニンやカフェインが少ないため、食事中にさっぱりといただけます。
この使い分け、すぐにご自宅でも実践できそうですよね。
日本茶を二種類用意し、タイミングに合わせて出して差し上げることで、本格的なおもてなしをすることができます。
ホームパーティでは食事中はほうじ茶をお出しし、ティータイムには煎茶をお出しする、というJALファーストクラスの提供方法を試してみてはいかがでしょうか。
こだわりのある友人達にも満足していただけるはず。