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子どもは20代のうちに?!30代以降「ゆっくり出産」のメリット (2/2ページ)

JUNKO

「20代のうちに出産しなくちゃ」と周りから焦らされ、20代女性も30代以降女性も必要以上にプレッシャーを感じている今の世の中。30代以降出産にもこんなに良いところがある!という世界をのぞいてみませんか?


育児は甘くない、すべてやりつくした女性なら没頭できる

生まれたばかりの赤ちゃんは3時間おきに目を覚まして泣くのが普通。そのたびにおっぱいをあげたりミルクをあげたりするのですから、ママの睡眠は細切れの3時間よりも少ない時間しかありません。

繰り返し眠れたとしても、続けて長い時間眠れない辛さは、育児経験のある女性なら誰しも経験することです。

少し大きくなってきて、夜寝るようになってきたと思ったら、離乳食が始まり、歩き始めたら目が離せず・・・と、育児中のママには自分の時間がほぼありません。

そんな時、30代以降出産ママなら、自分のやりたいことは長い独身生活にすべてやりきった!という気持ちで、すがすがしく赤ちゃんにつくせるというものです。

というのも、年齢が若くして子供を産んだ方には、後から振り返ると、もっと楽しいことができる若い時期を育児ばかりで過ごしてしまい、棒に振ってしまった、という寂しさが多かれ少なかれつきまとうようなのです。

精神的にあきらめがつき、育児に没頭できる、というのは、「ゆっくり出産」の最大のメリットです。


仕事のキャリアがあるので、育児が落ち着いてから復帰しやすい

早く出産すると、仕事のキャリアが短いうちの中断となってしまいます。育児をきっかけに退職する方がいることも考えると、再就職時の切り札の「キャリア」があまりないことは、デメリットとなってしまいます。


その点、30代以降出産であれば、就職してからのキャリアを積む期間が長いため、一度退職する場合でも今までの経歴がキャリアとして認められやすくなります。

また、そこまで職場に貢献してきた実績から、産休復帰後の待遇を配慮してもらいやすくなることも。管理職になってから子供を産んだため、仕事に復帰後も休みのスケジュールを立てやすい、と言っている40代ママもいました。


仕事を任され責任が重くなり、なかなか出産に踏み切れない場合もある30代女性。


出産時期がついついのびてしまう、という傾向も出やすい時期ではありますが、頑張りは今後実績として必ずあなたについて回るはずです。



メリットを活かして楽しい育児ライフを!

早く出産することがいけないといっているわけではありません。

30代以降出産の良さもあることを知っていただき、不安を持ちすぎずに育児ライフに飛び込んでいただけたらと願っております。

出産までに経験した仕事上での苦労や人間関係の難しさは、ママ友とのやり取りにも必ず役立つことでしょう。

子どもが小学校に入った際にはPTA役員が回ってくるかもしれません。そんな時にも、仕事での調整経験が活きてくるはず。

「ゆっくり出産」も良いものです。

30代以降に出産するあなたが、豊かな経験を無駄にせず、余裕のある楽しい育児ライフを送っていただけることをお祈りしております。

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