国際線CAは見た!日本人と外国人の子育ての違い (2/2ページ)
環境や習慣が人格を形成すると言われますが、もしかしたら子育ての段階で、国によって違いがあるのかも?国際線乗務中の機内での出来事から、海外の子育てや国民性の違いを比べてみました。グローバル社会を生き抜く子育てのヒントを見つけていただけたら幸いです。
お尻ペンペンは日本人らしいしつけ?!
とあるフライトで外国人のお客様に呼ばれました。行ってみると、「あのお母さんが子供のお尻を叩いている!子供がかわいそう」とのこと。
日本ではしつけのお仕置きとして、脂肪の多いお尻をペンペンすることがありますが、海外ではあまりしないそうです。虐待と勘違いされて通報されてしまうこともあるとか。
日本では良く見かける光景であるとお客様にお話をすると、そのアメリカ人のお客様は、アメリカでは、叩いたりはせず、個人を尊重し子供でも対等に接するとおっしゃいました。子供の意見を尊重しつつ、マナーや道徳などのエチケットや社会的責任は幼いころから特に厳しくしつけ、一人前に育てるのがアメリカ流だよと教えて下さいました。
以上、機内で見た日本と海外の子育て、国民性の違いです。
グローバル社会を生き抜くカギが隠れているかも?!子供のためにも、自分自身のためにも、色々な子育て法を知ったうえで自分に合うものをバランス良く取り入れていきたいですね。
今回の記事の中からも、何かヒントが見つかれば幸いです。