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MCTオイルって?ケトン体って?無理なく継続できるダイエットのため知っておきたい新常識

CA Media編集部

最近話題の「MCTオイル」、聞いたことはありますか?「ダイエットのウソ?ホント?『油=健康に悪い』はもう古い!〜新常識!海外のトレンドオイル『MCTオイル』のパワーを専門家が生解説〜」と題したメディア関係者限定の座談会で、日本体育大学教授の岡田隆先生と、オイルビューティシャンのAKIさんが、MCTオイルの基本やダイエットとの関連、味覚への影響などについて分かりやすく解説してくださいました。

ダイエットにも取り入れたい「MCTオイル」のパワー

夏本番に向けてダイエットをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。


そんな方にぜひ知っていただきたいのが「MCTオイル」のパワー。


美容や体型維持への意識が高いCA(客室乗務員・キャビンアテンダント)も、オイルが大好きで、食事でも化粧品でも質の高い「オイル」を取り入れている人がとても多いのですが、近年MCTオイルを取り入れている人も増えてきています。


オメガ3が豊富なアマニ油やエゴマ油や、オレイン酸やリノール酸が豊富なオリーブオイルなどを取り入れている方は多いと思いますが、これらは長鎖脂肪酸(LCT)という種類の油。


今回注目したいのは中鎖脂肪酸(MCT)という種類の油です。


先日、MCTの健康価値について情報発信しているMCTプラス・コンソーシアム主催の、「ダイエットのウソ?ホント?『油=健康に悪い』はもう古い!〜新常識!海外のトレンドオイル『MCTオイル』のパワーを専門家が生解説〜」というメディア関係者限定の座談会が開催されました。


日本体育大学教授の岡田隆先生と、オイルビューティシャンのAKIさんが、MCTオイルの基本やダイエットとの関連、味覚への影響などについて分かりやすく解説してくださいましたので、その内容をご紹介いたします。







MCTオイルとは?

MCTオイルとはココナッツなどのヤシ科植物の種子に含まれる中鎖脂肪酸という成分だけを100%抽出した植物油のことを指します。


座談会では日本体育大学教授の岡田隆先生が、MCTオイルについて詳しく説明してくださいました。


岡田先生によると、MCTオイルは一般的な食物油と異なり肝臓で素早く代謝されケトン体を作り出すのが特徴で、一般的な食物油よりも約4倍も速くエネルギーになるのだそう。


また、一般的な食物油は脂肪酸の状態で必要とされるまで脂肪組織に蓄積されるのに対して、MCTオイルは素早くケトン体に変化して体内を巡るため、脂肪組織に蓄積されにくいとも言われています。





近年注目度アップ!ケトン体って何?

ここで、「ケトン体って何?」と気になった方も多いのではないでしょうか。


体内に蓄えられている脂肪酸はそのままではエネルギーとして使用できないため、肝臓でケトン体に変換されてエネルギーを作り出す材料となります。


ケトン体が増加すると、脂肪がよく燃えていると解釈できるため、近年ケトン体を利用したダイエット方法、「ケトジェニック・ダイエット」も注目を浴びています。


ダイエットの定番としてすっかり定着しつつある糖質制限ダイエットも、ケトン体を増加させる効果があると言われています。




辛い食事制限不要!MCTオイルを摂取するだけでケトン体が増加

でも糖質を制限するのは辛い、という方も多いのではないでしょうか。


MCTオイルは摂取するだけケトン体が有意に増加するという試験結果もでているそうなので、ケトン体を増やしたいけど、糖質制限や辛いダイエットはしたくない、という方にもおすすめです。


さらに、MCTオイルは既に蓄積されている体脂肪や内臓脂肪の燃焼にも効果的という試験結果もあるそうなので、ダイエットにおいて無視することができない存在となりそうです。


「私たちは一生このカラダで生きていく、カラダづくりの本質は無理なく、継続することで、 中でも、『食事』がカラダづくりの土台として重要」と岡田先生。


では、具体的にどのように日頃の食生活にMCTオイルを取り入れれば良いのか、ということをオイルビューティシャンのAKIさんが教えてくださいました。



MCTオイルをかけるだけで、いつもの食事の美味しさアップ!

MCTオイルは無味無臭で一般的な油よりサラッとしているので、基本的にどんな食材にも使えて、飲み物に混ぜるのもおすすめだそう。


その中でもAKIさんがおすすめされていたのが、コーヒー、スムージー(野菜ジュール)、白湯です。



味覚を感じる舌には二種類のセンサーがあり、水溶性と油溶性の二種類の味蕾が機能することでより味が伝わりやすくなると言われています。


実際にコーヒーと野菜ジュースにMCTオイルを小さじ1杯混ぜたものとそうでないものの旨味やコクを検証したところ、MCTオイルありのものの方が有意に旨味もコクもアップしたという結果が出ているそう。


MCTオイルは一般的な食用油と比べて酸化しにくいので、保存しやすいそうですが、発煙点が低いことから炒め油や揚げ油としての使用には不向きのため、調理工程で混ぜたり、和えたり、最後にかける油として取り入れるのがおすすめです。


ただし、過剰摂取はカロリーオーバーになるので、1食当たり2g~5g(小さじ半分から1杯)を目安にすると良いとのこと。


納豆、お味噌汁、ヨーグルトなど、日々の食卓の定番メニューもMCTオイルによって美味しさアップするそうなので、ぜひ試してみてくださいね。



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