テレワーク足にも!足首のゆがみを矯正し、歩きやすくする特許取得のオーダーメイドインソール (2/2ページ)
米国の足病医学をベースにした特許取得のオーダーメイドインソール「ビュートラルインソール」。足首を正しい位置に矯正して作るインソールの作り方と、日本人に多い足のタイプやインソールで足首が矯正される仕組み、効果的なウォーキングの時間と歩数など、足の健康についての豆知識についてご紹介いたします。
特許取得の3層構造のインソール
足首を正しい位置に固定したところで、インソールを作っていきます。
インソールは3層構造(上層・中間層・下層)で、特許を取得しているものです。
なかでも最大の特徴は中間層。
一定の高温下で自在に変形するコルク素材を使用していているため、粘土のように柔らかくなり、その人の足裏に合った形に自由自在に変形できるのです。
コルクを180度に設定したオーブンで熱し柔らかくして、こねこね。
インソールの上層(複合素材)の踵(かかと)部分の外側に沿わせるように貼り付けます。
慣れた手つきであっという間に作業が進んでいきます。まさに職人技!
コルクの形が整ったら、その上から下層(樹脂素材)を貼り合わせ、足裏に当てながら、インソール全体を最終成形していきます。
この時も高い椅子に座り、足を地面から浮かせた状態で行います。
そして、足首から下全体をビニール袋で包み、袋の中の空気を抜きながら真空状態に。
足本来の形にインソールが吸い付くような状態で、コルクが固まるのを3分ほど待ちます。
エアマッサージャーのような感覚で気持ちよかったです。
最後にインソール自体の長さを調整して完成!
インソールの付け心地は?
インソールは、コルク部分にある程度クッション性があるものの、上層下層ともに比較的硬さのある素材でできています。
そうすることで、踵を包み込むようにホールドし、足裏の形がつぶれないように固定することができ、立った時に足首周りの骨格を、足本来の形に合った正しい位置に戻すことができるのだそう。
実際にインソールを入れて履いてみると、とても気持ちいい!!
確かにいつもより硬い感じはしましたが、嫌な硬さではなく、守られているような心地よい硬さでした。
また、私の場合足型を取ったときに床についていなかった足の外側のラインが、しっかり床についているのを感じられました。
人によっては体重のかかり方が変わったことで、「どうやって歩くのか分からなくなった」という人もいるのだそう。
いつもと異なる正しい姿勢になるため、動かす筋肉も変わり、使い始めは筋肉痛などの好転反応が出ることが多いそうで、私も実際に最初の2〜3日は足の外側や後ろ側が筋肉痛になりました。
でも歩くのはとても楽になり、疲れにくくなったと実感しています。
使い続けることで、歩行姿勢が安定し、膝痛や腰痛、外反母趾や偏平足などの足の悩みの予防、改善につながるといいます。
一日何分くらい歩けばいい?
最後に上野店長に「一日だいたいどのくらい歩けばいいですか?」と質問したところ、とても興味深い資料を見せてくださいました。
「中之条研究のデータから得られた病気の予防ライン」という、歩き時間・歩数と病気の予防効果についてのグラフだったのですが、それによると
・うつ病の予防:4,000歩/5分
・心疾患、脳卒中、認知症、要支援・要介護の予防:5,000歩/7.5分
・骨粗しょう症、動脈硬化、がんの予防:7,000歩/15分
・高血圧症、糖尿病、脂質異常症の予防:8,000歩/20分
・メタボリックシンドロームの予防:10,000歩/30分
・肥満の予防:12,000歩/40分
ということです。
かなりの速歩きですね!
この通り実行するのは難しいかもしれませんが、これを参考に自分にとって無理のない範囲で続けてみようと思います。
健康や美容とも密接に関係し、身体の土台となっている足。
足の不調や歩く時の疲れやすさを感じている方は、ぜひ一度自分の足としっかり向き合って、インソールを作ってみてはいかがでしょうか。
ビュートラルインソール
価格:24,980円(税込)
*カウンセリング・製作費含む