現役CA・栄養士も実践!海外旅行中の食事で気をつけること3つ
1ヶ月のほとんどを海外で生活することもあるCA(客室乗務員)。多くのCAは、海外にいても、美容や健康のために食事には気をつけています。そこで、現役CAであり、栄養士でもある筆者が海外の食生活において大切だと思う3つのポイントをご紹介致します。
海外での食事事情
海外旅行中は、いつも日本でしているような食生活が送れないこともしばしば。
CAともなると、それが月のほとんど、ということもありえます。
短期間の旅行なら数日間は「特別な日」として、いつもと違う食生活でも良いかもしれません。
しかしCAにとっては、海外での食事も日常の一部です。
実際に現役CA・栄養士の神原も気をつけている海外での食事のポイントを3つご紹介いたします。
和定食をイメージ!バランス良く食べる
最も大切なのは、食事の内容です。
日本にいようが海外にいようが、栄養バランスの良い食事はマストです。
海外でも国や地域によっては、パンやパスタ、じゃがいも料理などの糖質の多い料理や揚げ物などの脂質の多い料理をよく食べる習慣があります。
美味しいからと言ってそういったものばかり食べるのは、体に良いとは言えません。
そこで、和定食を思い浮かべてみてください。
「え、海外なのに和定食?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
和定食は、主食(ごはんや麺類)・主菜(肉料理や魚料理、卵・豆腐料理など)・副菜(サラダ、煮物、和え物、汁物など)などバランス良く組み立てられた献立が多く、食事選びのお手本にするのにぴったりです。
そのことから、海外にいても和定食の献立に当てはめて料理を選ぶと良いでしょう。
例えば欧米系のレストランへ行ったとします。
わたしなら主菜にステーキ、主食にポテト、野菜を使った料理やスープを副菜として選びます。
このように和定食の献立をイメージすれば、バランスの良い食事を選ぶことができます。
完食しなくてもいい⁉食べる量を調整する
食べる量は人によってさまざま。
一概にどれくらいが良いとは言えませんが、共通して言えるのは「腹八分目が良い」ということです。
とは言え、海外での食事においては「腹八分目なんて、無理!」という意見もあると思います。
レストランやスーパーでも、一つ一つの料理や食品のサイズは日本のそれよりも大きく、腹八分目でとどめるのは難しく感じるかもしれません。
しかし、その場で完食する必要はないのです。
海外のレストランでは、食べきれなかった分を持ち帰るためのボックスをくれるところもあります。
食材を無駄にすることなく、腹八分目を実現できます。
スーパーで買った食材も残ったものはホテルの冷蔵庫に保管し、翌日食べれば良いですよね。
また、もし一緒に食事をとる人がいるのであれば、シェアするのも一つの方法です。