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傘をよく使う季節に知っておきたい!元CAマナー講師が教える5つの傘使用マナー (2/2ページ)

片岡かこ

雨傘や日傘など、傘を使うことの多いこの季節。傘は、長く先が尖っているので、扱いを間違えると、周りの方にけがをさせてしまうなど、トラブルに発展しやすいアイテムの一つです。そこで、安全に自分も周りの方も快適に傘を使用するために気を付けたい事柄を5つのポイント別におさらいしてみましょう。

階段やエスカレーターでは

階段を昇っているとき、前の方の傘に当たりそうになった経験はありませんか?

階段やエスカレーターでは傘を斜めに持っている方がとても多いのですが、後ろの方に当たってしまい危険です。

後ろを歩いているのが小さな子供だった場合、斜めに持った傘の先はちょうど子供の顔の位置です。

階段やエスカレーターでも、傘は真っすぐに持ちましょう。

傘の手元の曲がった部分ではなく、少し下の方を持つようにすると真っすぐに持ちやすくなりますよ。




百貨店などの中では

百貨店など、建物の中に入るときには、入口に設置してある傘用のビニール袋や、しずくを落とす傘振り場などを利用しましょう。

濡れた傘をそのまま持って建物に入ると、床が濡れてしまいます。

床が濡れると滑りやすくなるので、他の方が転倒してしまう可能性があります。

また、外を歩いた靴の裏は砂ぼこりで汚れていますので、それに水分が混ざると、建物の床に泥汚れがついてしまいます。

建物の中に傘を持ち込むときにも周囲の方に配慮した行動をしたいですね。




自分も周りの方も気持ちよく過ごせるように

今回はこれからやってくる季節に合わせて、傘の扱い方をおさらいしました。

どんなときにも、周りの方への配慮を忘れないことが大切です。

自分のことだけでなく、周りも気持ちよく過ごすことができるように考えることができる余裕を持ちたいですね。




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