お酒好きCA(客室乗務員)も気を付けている!楽しくお酒と付き合うために知っておくべきこと3つ
イベントにお酒は欠かせないもの。特にこの季節はわいわい集まってお酒を飲む機会も多いですよね。お酒好きCA(客室乗務員)も気を付けているお酒の飲み方についてお話します。
イベントには欠かせないお酒
12月に入り、忘年会やクリスマスなどイベントシーズンに突入しましたね。
イベントと言えば、お酒はつきもの。
今回は楽しい会にするために知っておくと良い、お酒との付き合い方について気をつけたいポイントをお話します。
知っておきたいことその1:お酒の強さ
ワイン、ビール、焼酎など、たくさんの種類がありますが、それぞれのアルコールの強さ=アルコール度数(%)はご存知でしょうか。
なんとなく「強そう」とか「弱そう」と予想がつくものもあるかと思います。
アルコール度数(%)とは、アルコール飲料に含まれるエタノール体積の割合のことを言います。
この割合が高いと、「強いお酒」ということになります。
ちなみにエタノールはアルコールの一種のことです。
では、ビールをはじめとするアルコール度数(%)を見てみましょう。
ビール 5%
ワイン 12%
清酒 15%
ウィスキー・ブランデー 43%
焼酎 55%
焼酎ともなると、ストレートだと飲料の半分以上がエタノールだということになります。
こうして改めて数字で見ると、驚きますよね。
しかし、飲み方を選べば濃度を下げることができます。
詳しくは、この後の項目でご説明致します。
このようにお酒の強さを目安として知っておくことで、飲み過ぎによる失敗を防げるかもしれません。
知っておきたいことその2:個人差があるアルコール分解力
皆さんの周りにも、お酒が強い人・弱い人がいらっしゃるかと思います。
そもそも「お酒が強い・弱い」とは、どういうことを言うのでしょうか。
お酒を飲むと胃と小腸からアルコールを吸収し、脳神経機能が麻痺します。
これが「酔う」ということです。
そこから、体内では酵素によりアルコールが分解され酔いが醒めていきます。
しかし、この分解酵素の作用は人によって異なるのです。
アルコールの分解が早い人がお酒の強い人、遅い人が弱い人ということです。
一般的に欧米人よりも日本人の方がアルコールの分解が遅いため、日本人はお酒が弱いとされています。
もちろん人種だけでなく、遺伝など体質によっても変わります。
男性よりも女性は分解速度が遅いので、飲みすぎないように気を付けた方が良いでしょう。