飲む前も飲んでいる間も対策!悪酔いしないワインのスマートな飲み方 | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

飲む前も飲んでいる間も対策!悪酔いしないワインのスマートな飲み方

田村奈緒美

飲み過ぎた次の日「もうお酒は当分飲みたくない!」って思ってしまいますよね。もういい大人だし、お酒での失敗や二日酔いは避けたいところ。今回は、悪酔いしないスマートなワインの飲み方をご紹介いたします。

ワインで悪酔いや二日酔いをしないために

ワインはおいしいですが、飲みすぎたり飲み方を誤ると悪酔いしやすいですよね。

もういい大人ですし、下手な飲み方をして酔いつぶれてしまったり、悪酔いや二日酔いで気分が悪くなるのは避けたいところ。

飲む前から寝るまで対策しながらスマートにワインを楽しむコツを伝授します。




ワインを飲む前の対策

ワインを飲むときに空腹だと、さらに酔いが回りやすくなります。

ワインを飲む前に飲んでおくと良いものをご紹介いたします。



乳製品

一度は聞いたことがある方も多いと思いますが、お酒を飲む前に乳製品を摂ると良いと言われています。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品は胃の粘膜に膜を張ると言われているので、アルコールが吸収される際にクッションのような役割をします。



ウコン

CMなどでもお馴染みなので、お酒を飲む前にウコンを飲むといいと言われていることをご存知の方も多いかと思います。

ウコンのクルクミンという成分は、人間のアルコールを分解する力を補助する働きがあります。

また、お酒を飲んだ後にウコンを摂取しても、二日酔いを防ぐ効果があると言われています。




食事中の対策:お酒スケジュールを立てる

ワインを飲むときは、お酒スケジュールを立てましょう。

ワインは基本的に、


アルコール度数 弱→強

色       白→赤

味       薄→濃

香り      シンプル→複雑

ボディ     軽口→重口

質       並質→上質

といった順番で飲み進めていきます。

また、悪酔いを防ぐために、空腹で飲むのは避け、食事と共にワインを飲むことをおすすめします。

更には、準備運動として、アルコールの低い食前酒とおつまみから始めるとなお効果的だと思います。




食事中の対策:マリアージュを考える

ではここで、考えてみてください。この3コースなら、どのようなお酒スケジュールを組みますか?


前菜   ホタテのカルパッチョ

主菜   生ハムとマッシュルームのクリームソースパスタ

デザート フォンダンショコラ

ワインと食事には「マリアージュ」と言って、それぞれに最適な組み合わせというものがあります。

マリアージュも考慮しつつ、私なら「明日朝早いし、お酒は程々にしよう。」という日は 、


前菜とシャンパン

主菜と白ワイン

デザートとコーヒー

あるいは、


前菜と主菜で白ワイン一杯

デザートとコーヒー

というスケジュールを組み立てます。



「今日はお酒を楽しもう!」という日は、


食前酒としてシャンパン

前菜と白ワイン

主菜と赤ワイン(ボディが軽めのワイン)

デザートと赤ワイン(チョコレートに合うボディが重めのワイン)

といった内容でオーダーしたいところ。

しかし、決してこれが正解という訳ではありません。

最初にビールを飲みたい時もあるでしょうし、シャンパンが好きな方は最初から最後までシャンパンで通しても良いと思います。

飲み過ぎて悪酔いしない一番重要なポイントは、自分のコンディションを考慮しながら、食事に合わせたお酒スケジュールを立て、むやみに何でもかんでも飲まないことです。


自己管理が重要です!




次のページ:お酒の隣には必ずお水を

SCROLL