【アジア編】意外と知らない世界の食事マナー~出張や旅行で恥をかかないために~ (2/2ページ)
意外と知らない世界の食事マナー。第2回目は、日本からも近いアジアの国々を中心にご紹介します。国や宗教によって大きく違うマナーを理解して、次回の海外旅行でのお食事も楽しみましょう。
中国
食事をする仲間に敬意を表し、ドレスアップして時間通りに行きましょう。
テーブルやお皿は盛大に汚して食べることで食事を楽しんだこと、シェフへの感謝を表します。
また、げっぷをすることは無礼ではありません。
インド同様、食事を用意してくれた人に食事が美味しかったと褒める意味があります。
しかし、必ずしなければいけないというわけではありません。
日本人としてはあまりにも信じ難いので、様子を見ましょう。
韓国
韓国では、儒教の教えに基づき目上の人を大切にし、敬意を表します。
そのため、目上の人からお皿やグラスを受け取った時は必ず両手で受けとります。
もちろん、目上の人より先に食べ始めてはいけませんし、年長者が食べ終わるまで席を離れるのもNGです。
その他、お酒は目上の人から注ぐようにします。
その際、瓶は片手ではなく必ずもう片方の手を添えて持ちます。
注いでいただいたお酒も、目上の人の前で飲むのはNGです。
もちろん勧められた場合は大丈夫ですが、飲んでいる姿が見えないように配慮し、横を向いて飲みます。
また、器を持って食べることはNGで、食事や飲み物は少し残します。
最後に、人前で鼻をかんではいけません。
特に食事中テーブルの前で鼻をかむことは無礼行為なのでご注意!
いかがでしたでしょうか?
日本から近いアジアの国であっても、国によって食事マナーが大きく異なることがお分かりかと思います。
この年末年始を利用して海外へ行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ガイドブックを見ながらどこで何を食べようか考える時間はとても楽しいものですが、どのような習慣があるのかも調べてから行くとより一層楽しめると思います!