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【アジア編】意外と知らない世界の食事マナー~出張や旅行で恥をかかないために~

さくら

意外と知らない世界の食事マナー。第2回目は、日本からも近いアジアの国々を中心にご紹介します。国や宗教によって大きく違うマナーを理解して、次回の海外旅行でのお食事も楽しみましょう。

食事マナー=郷に入っては郷に従え

私が住むアメリカには、世界各国の多種多様な民族が生活しています。


色々な国から集まる友人たちは、それぞれの文化や習慣による食べ方がありますが、みんなが集まって食事をする際はお互いが気持ちよく楽しく食事が出来るように配慮は欠かせません。


イタリアンを食べる時は、イタリア人の友人がイタリアでのマナーについて説明してくれたり、日本食を食べに行くときは、みな日本での習慣に興味を持ち、麺類をすすってみたりします。


海外旅行や出張での現地の方との会食の際には、文化や習慣を知っておくことで人間関係が円滑になるかもしれません。


「郷に入っては郷に従え」と言うように、その国の文化を思いっきり楽しんでみてください!


今回は、日本からも近いアジアの国々中心にご紹介いたします。



ネパール・パキスタン・バングラデシュ

食べる時は手を使います。



インド

食事を残すことは非常に無礼とされるので、残さずに食べること。


インドでも、食事は手を使います。(右手)

カトラリーはあまり用意されていないのですが、手を使うことが一般的なので驚かないでくださいね。


また、食前食後は手をキレイに洗い、爪も清潔にします。

左手は不浄の手とされていることから、絶対に使ってはいけません。

カトラリーを使う場合、握手やお金や物を渡す時も必ず右手で行います。


早過ぎず、遅過ぎず、ちょうど良いペースで食事をするよう心がけます。


また、日本でやるとマナー違反になりますが、インドでは食事中にげっぷをすることで満足している、美味しかったということを表す褒め言葉のようなものと考えられています。




アフガニスタン

食事では右手のみ使います。


もし食事中にパンが地面に落ちたら必ず拾い上げ、落ちたパンにキスをしてから額の高さまであげお皿に戻します。


また、日本の上座と同じような考え方ですが、ゲストをドアの近くに座らせてはいけません。

入口から一番遠い席にゲストを案内するようにします。




タイ

タイでは、フォークを使って食べ物を口に入れるのはNGで、フォークはスプーンの上に食べ物をのせるためだけに使います。


レストランで注文した物はほぼ同時にサーブされます。

色々な料理を注文し、みんなで分けて食べるのが一般的で、食べれない物は残しても構いません。


みんなで分けた食べ物の最後の一口をとるのはマナー違反なので気を付けましょう。


また、社交の場では目上の人が支払うことが良しとされていますので、一般的に割り勘はしません。




フィリピン

それぞれの料理を少しずつ残すことで、食欲を十分満たしたというサインになります。


また、同席者のグラスが半分になっていたら、常に注いで満たすしょうにしましょう。

他の国にもありましたが、早く到着するのはNGで、15〜30分遅刻するのが礼儀とされています。


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