ちゃんと使いこなしてる?超便利な塩麹の魅力と絶品レシピ3選
近年ブームになった調味料の一つ、塩麹。「実は使い方がよくわからない」という方のため、一度使ったら手放せない塩麹の魅力と、簡単に料理がランクアップする絶品塩麹レシピ3つをご紹介します。
塩麹で料理をランクアップ!
塩麹とは、塩、麹、を混ぜて発酵・熟成させた日本の伝統的な調味料です。
昔の日本では、家庭で味噌を作るのが当たり前だったように、麹に塩と水を混ぜた漬け床を作っていたのです。
今は、“塩麹”という名前で調整して作られるようになり、スーパーでも簡単に手に入るようになりました。
便利な世の中になりましたね!
色々なお料理に塩の代わりに入れると、塩味だけでなく甘味やうまみ、麹のほのかな発酵の香りが加わって、一段と美味しくなるのです。
肉の下味つけ、魚の塩焼き、煮物や汁物の仕上げにと、使ってみると意外に便利です。塩麹をいつものお料理に取り入れて、日々のお料理をランクアップしてみませんか?
(1)そもそも塩麹って?
防腐剤も冷蔵庫もない昔、麹には食品の保存性を高める役割があり、また食品のうまみを増すという効果がありました。
麹が優れているのは、消化酵素を出して食材を変える力があるということ。麹が生み出す消化酵素には数えきれないほどの種類があります。
中でも三大消化酵素とされるのが、でんぷんをとうに分解して甘味を出す「アミラーゼ」、たんぱく質をアミノ酸に分解してうまみを出す「プロテアーゼ」、脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解して脂っこさをなくし、あっさりさせる「リパーゼ」です。
これらの消化酵素が働くことで、塩麹につけると肉や魚は柔らかくなり、中まで味が浸透しやすくなるのです。
ただつけるだけで、甘味、うまみ、コクが増し、脂っこさをなくすことができるなんて、素晴らしい調味料ですね!
では、塩麹を使って誰にでもできる簡単レシピをご紹介しましょう!!
【きゅうりの塩麹漬け】(2人分)
きゅうり1本を輪切りにして、一晩大匙1杯の塩麹につけるだけです。
暑い夏にもぴったりの一品。