数の子の華やかアレンジレシピ3選!「天然のサプリメント」と言われる理由も解説
「天然のサプリメント」と言われる数の子を使用した、年末年始の食卓にもぴったりな、華やかなアレンジレシピ3選をご紹介!美容や健康に嬉しい数の子の栄養成分についても解説いたします。
カナダで「エンジェルウィング」(天使の羽)と呼ばれる数の子の魅力!
おせち料理のイメージが強い数の子ですが、実は美容・健康面ても魅力的で、和食以外にもアレンジが効く食材だとご存知でしたか?
数の子の産地は太平洋ニシンと大西洋ニシンの大きく2つに分けられますが、特にカナダ太平洋産の数の子は味・形・色すべてにおいて最高級品と評価されています。
カナダ政府の管理下におかれ、とても新鮮で安心な食材です。
日本でも折れていない数の子を一本羽といいますが、カナダでは数の子の形が天使の羽に似ていることから「エンジェルウィング」と呼ばれているそうです。
美しい黄色で彩り良くしてくれ、味も食感も素晴らしいカナダ太平洋産の数の子は、どんな料理にも幅広く使えます。
ここでは、そんなカナダ太平洋産の数の子を使用した年末年始にもぴったりな華やかなアレンジレシピ3選と、健康・美容にも嬉しい数の子の栄養素についてご紹介いたします。
数の子が「天然のサプリメント」と言われる理由
数の子のEPA、DPA含有率は、なんとサンマやマグロを上回ります。
EPA、DPAには、体内でのコレステロールの合成を抑え、体外への排出を速める作用があると言われています。
魚卵の一種というと、コレステロールが多いのでは?と心配される方もあるかもしれませんが、実は数の子に含まれるコレステロールはタラコやイクラに比べ少なく、むしろ血中コレステロールを下げ、生活習慣病を防ぐ効果を期待できるのだそう。
さらに、数の子には美肌成分もたっぷり。
血管を若返らせるDPA、EPAに加え、酸化や光のダメージから肌を守るルテイン、抗酸化成分CoQ10も豊富で、アンチエイジングに嬉しい食品といえます。
数の子の黄金色の色素成分ルテインは目を守る成分でもあり、ブルーライトを吸収してダメージを抑えます。
目に対する作用はルテインとDHAが一緒になることでさらにパワーアップ。
パソコンやスマホによる眼の疲れを感じている方、ぜひ取り入れてみてくださいね。
下の写真のように、白ご飯と食べるのが大好きな筆者ですが、ここからは年末年始の食卓にもぴったりな、数の子の華やかなアレンジレシピをご紹介します。
1. 数の子のクリームチーズおかか和え
まずは和風献立にも洋食献立にも合うおつまみ的一品です。
【材料】
数の子(塩抜きしたもの) 数本50gくらい
クリームチーズ 50g
醤油 大さじ1
かつお節 お好きなだけ
【作り方】
小さくして混ぜる!簡単!日本酒はもちろん、白ワインにも合う!
2. 数の子入りアボカドカップサラダ いくらのせ
【材料】
数の子(塩抜きしたもの) 数本50gくらい
アボカド 1個
クリームチーズ 20~30g
レモン汁 1/2個
イクラ お好きなだけ
【作り方】
アボカドをくり抜いて小さくカットし、レモン汁を絞ってかける。同じくらいの大きさに切った数の子とクリームチーズを混ぜ、アボカドの皮の器に盛る。イクラをのせればさらに華やかになります。
3. 濃厚!数の子のクリームパスタ
【材料】
数の子 数本50gくらい
タラコ 1腹
パスタ 2束(200g)
パスタをゆでるようのお塩 小さじ1~2 or お好みで調整
にんにく 1/2片
バター 20g
小麦粉 大さじ1
牛乳 100ml
生クリーム 60g
粉チーズ お好きなだけ
【作り方】
1. 数の子を小さくカットする。タラコは薄皮に切り込みを入れ、中身をこそげ出す(筆者は幼い娘も食べられるようタラコにしましたが、明太子にすると大人向けな味です)。にんにくはみじん切りにしておく。
2. たっぷりの熱湯に塩を加え、パスタをゆでる。
3. フライパンにバターを熱し、にんにくを炒め、小麦粉を加えて粉っぽさがなくなったら牛乳と生クリームを入れ、木べらで混ぜる。とろみがついたらタラコを混ぜ合わせてソース完成。
4. ゆで上がったパスタにソースをからめ、最後に数の子を混ぜる&トッピング。
数の子を取り入れて健やかな年末年始に!
イベントが多くて時間に追われるこれからの時期、美味しくて簡単で健康にも嬉しい数の子レシピは我が家でも心強い味方となりそうです。
大人も子どもも幸せな食卓が生まれますように!
(レシピ参照:http://www.kazunoko.org/jp)