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多くの日本酒ファンと訪日外国人観光客が来場した世界最大級の日本酒イベント『日本酒フェア』レポート!

CA Media編集部

世界最大の日本酒イベント『日本酒フェア2023』。今年は、従来の日本酒ファンに加えて女性や訪日外国人などの姿が目立ちました。その『日本酒フェア2023』の魅力をレポートします!

約1,400点もの日本酒が集結!世界最大級の日本酒イベント『日本酒フェア2023』


世界最大級の日本酒イベントが行われると聞いて、それがどんなものなのか・・・ワクワクしながら会場の池袋・サンシャインシティへ。

会場に着くとまだ開始前というのに長蛇の列!さすが、前売チケットで早々に完売してしまったことが、この行列を見て日本酒の人気ぶりを目の当たりにしました。





『日本酒フェア2023』は、都道府県別になったブースで全国津々浦々の日本酒が楽しめる「全国日本酒フェア」と全国新酒鑑評会で入賞した400点の日本酒のきき酒ができる「公開きき酒会」、そして日本酒のつくりや楽しみ方が学べる「日本酒セミナー」で構成されています。約1,400もの日本酒がここに集まっている世界最大級の日本酒イベントです。



まずは、「全国日本酒フェア」会場へ


45都道府県の酒蔵がそれぞれブースでテーマを掲げ、約1,000点の日本酒が楽しめる「全国日本酒フェア」。会場では、全国津々浦々、地域ごとの日本酒の多様性や魅力に触れることができます。周囲を見渡すと日本に訪れた外国人観光客の方が多く見受けられました。このイベントに合わせてアメリカから来日したというアメリカ人の男性に話を聞くと「ニューヨークの日本食のレストランで日本酒を知った。今回、仲間と共に楽しんだ日本酒をアメリカの友達や家族に紹介します」と日本酒体験を共有できた喜びをうれしそうに語っていました。





また、女性の姿も数多く見受けられました。日本酒が女性たちにも楽しまれてきている様子が、ここでも感じ取ることができます。友人のグループで来たという女性は「これだけ全国の蔵元と日本酒が一同に会するイベントがないので色々な日本酒が飲めてうれしい。地域の特長もよくわかった」と世界最大級の日本酒イベントならではの声も聞かれました。





地域の特色を前面に打ち出した各都道府県のブース。まるで国内旅行をしているような気分にさせてくれます。







話題になった全国新酒鑑評会の入賞酒約400点が集まる公開きき酒会


次に訪れたのは、全国新酒鑑評会に入賞した約400点の日本酒が集まる公開きき酒会の会場へ。入賞酒約400点を試飲できるのはこの『日本酒フェア2023』しかないという唯一の機会なのでとても楽しみです。




ずらりと並ぶ全国新酒鑑評会入賞酒。ラベルはそれぞれ入賞酒のブランドのものですが、ビンは全てグリーンで統一されています。一列に並ぶ約400点の日本酒は壮観です。








地域ごとに入賞酒が並べられた公開きき酒の会場。ここも1回の定員である500人近い日本酒ファンが行列を作り、きき酒を楽しんでいました。



『日本酒フェア2023』で体験した日本酒の酒蔵を訪ねて欲しい





この会場に来る前は、日本酒に詳しい男性の方ばかりなのかと思っていましたが、女性の方や外国人観光客の方など、日本酒を好む人が年齢層問わず広がっていていることを感じ取ることができました。


主催者の日本酒造組合中央会副会長の佐浦さんは「日本酒の酒蔵は、全国に散らばっていて、地域の歴史、文化、風土とともに育まれてきた。特に日本酒を知ることはその土地の食文化を知ることである。日本酒フェアに来て、日本酒に触れたら、次は、それを造る酒蔵を訪れて、その地域の食文化や風土に触れてほしい」と話してくれました。今年の『日本酒フェア2023』に訪れた人は約4,500人。それぞれがそれぞれの楽しみ方で日本酒の奥深さを体験できたイベントでした。



日本酒造組合中央会

https://japansake.or.jp/sake/




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