世界中を飛び回るCAも絶賛!「シャルマン・グルマン」でヨーロッパスタイルの女子会
ヨーロッパ老舗ブランドを中心とした輸入菓子のセレクトブティック「シャルマン・グルマン」。その初の路面店が青山にオープンしたとのことで、CA総勢20名で女子会を開催しました。中には現地で必ずお土産で買うというCAもおり、会場は大盛り上がり。ここでは、そんなシャルマン・グルマンの魅力をお伝えします。
ヨーロッパ老舗菓子ブランドのセレクトブティック「シャルマン・グルマン」
2018年12月15日(土)、ヨーロッパ各国の老舗ブランドの伝統菓子を中心とした輸入菓子のセレクトブティック「シャルマン・グルマン」初の路面店が青山にオープンしました。「シャルマン・グルマン」とはフランス語で「素敵な食いしん坊」という意味です。
その名の通り、1階には可愛いパッケージに包まれた老舗ブランドのお菓子がずらりと並び、まるでヨーロッパに来たかのような気分に。そして2階サロンエリアではそれぞれのブランドやその土地に由来するパティスリーをいただくことができます。
そんな注目のシャルマン・グルマンに、世界中を飛び回り、美味しいものに目がないCA(キャビンアテンダント・客室乗務員)総勢20名が集合し女子会を開催しました。店内のテーマカラー、ホワイト&ゴールドに合わせ、ドレスコードは「something WHITE or GOLD or RED」。現役、卒業生が集まり、とても華やかな会となりました。
今回は、まるでヨーロッパを旅するように、各ブランドの歴史や伝統的な製法などのエピソードを伺いながら試食させていただきました。ここではその様子とシャルマン・グルマンの魅力をご紹介いたします。
スイス バーゼル地方:「レッカリー・フース」
お菓子の旅の出発地はスイス、バーゼル地方。この地で700年の伝統を持つスパイスビスケット「レッカリー」の老舗が、「レッカリー・フース」です。バーゼルで最も有名なお店とも言われています。
今回いただいたのはこちらの3種類のお菓子です。
写真左は、卵やバターを使わず、たっぷりのはちみつ、さわやかなレモンピールとオレンジピール、シナモンやクローブなどのスパイスを練りこんだスパイスビスケット「バーゼラー・レッカリー」。噛んだ瞬間にスパイスの香りが漂い、一度食べるとまた食べたくなる味です。定番のオリジナルの他にも様々なバリエーションが揃っています。
写真中央は、薄く伸ばした生地をクルクルと筒状にして、キャラメルト、カプチーノ、シャンドゥーヤのなめらかなクリームをたっぷりと詰め込んだ焼き菓子「フルートアソート」。中のクリームが甘すぎないので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。私はカプチーノ味をいただいたのですが、まるで本物のカプチーノを飲んでいるかのような気分になりました。
写真右は、夏でも溶けず、キャラメルなのに歯につかない「キャラメルト®️」。100年前から変わらない製造方法で丁寧に作られ、取り扱うのはレッカリー・フースだけです。猛暑でもまったく溶けず、サクサクとした新しい食感のキャラメルは、キャラメルは歯にくっついて大変というイメージを覆す商品です。
フランス ロワール地方:「ラ・サブレジエンヌ」
続いては、サブレ発祥の地、フランスのロワール地方へ。
この土地で生まれた「ラ・サブレジエンヌ」のサブレは、着色料、保存料、遺伝子組み換え作物を含まない、ほとんどの原材料は自然なものだけを使用して作られた、発酵バター100%の本場のサブレです。
ブルボン朝フランス王族で軍人、ルイ14世の弟コンデ公が催すサロンパーティーにおいて給仕した、丸形ビスケット「サブレ」がサロンで大絶賛されたことが始まりで、フランス社交界から世界中に広まったと言われています。
ラ・サブレジエンヌでは、現在でもサブレ伯爵夫人の住んでいたサブレの町でしかサブレを製造しないスタイルを貫いています。
こちらのサブレは、ルーブル美術館、オルセー美術館などパリの主要美術館や、シャルル・ド・ゴール空港内の免税店でも購入することができます。エッフェル塔や猫の絵の缶など可愛いパッケージが揃っていて、お土産にもぴったりです。
フランス:「メゾン・ブルジョン」
今回、お菓子と共にいただいたのは、「メゾン・ブルジョン」のフレーバーティーです。
メゾン・ブルジョンはフランスの姉弟で営む可愛いティー専門店で、クリスマスマーケットで販売したクリスマスティーが評判を呼び、グルメなパリっ子たちのお気に入りのお茶になりました。
サブレと一緒にいただいた「ルイボス・ドゥ・ノエル」は香りが豊かで、お菓子とよく合います。また、ウェルカムドリンクでいただいた「ポルト・デュ・デゼール」は緑茶ベースでさっぱりとした味わいで、冷やして飲むとレモンピールとミントの爽やかな香りがより引き立ちます。
フランス ロワール地方:「ブノワ・ショコラ」
同じくロワール地方の人気店「ブノワ・ショコラ」。
スライスアーモンドをキャラメリゼして薄く天板に引いて焼き上げたあと、チョコレートでコーティングした、三角形のアーモンドチョコレート「キャラモンド®️」が有名です。絶妙な薄さと三角形の形は、手でつまんで食べやすいようにというこだわりから生まれたそうです。
ザクッとした歯ごたえと、甘く香ばしい味わいはクセになる人が続出です。
スペイン バルセロナ:「アマリエ」
続いては、スペインのバルセロナへ。
この地で1797年に生まれた「アマリエ」は、近年話題となっている、豆の選定からカカオ豆から製造までを自社で行うBean to Barの老舗で、現存するスペイン最古のチョコレートブランドとも言われています。
アマリエは芸術をこよなく愛し、アーティストのパトロンとして芸術家育成に努め、自社のパッケージや広告にも起用しました。現在でも使用されているアルフォンス・ミュシャの絵のデザイン缶は、まるで芸術品のような美しさ。高級感がありパッケージだけでも家に飾っておきたくなってしまうほどです。
今回は同じくスペイン、カタルーニャのスパークリングワイン「カヴァ」と共に、アマリエのチョコレートを頂きました。定番のリーフチョコレートの他、カヴァの入ったチョコレートやアーモンドチョコレートもあり、カヴァとのマリアージュが楽しめました。ショコラとワインのマリアージュが楽しめるのもシャルマン・グルマンならではです。
イギリス コッツウォルズ:「ハフキンス」
続いては、イギリスのコッツウォルズへ。
この地で生まれた老舗ベーカリー&ティールーム「ハフキンス」は、小さな石造りのベーカリーから始まり、今でも変わらず現地の人々に愛されているブランドです。
こちらのハンドメイドショートブレッドは、サクッとして、舌の上でとろけてしまうような繊細な食感と上質なバターの味わいが魅力です。
ハフキンスは、その噂を聞きつけた観光客が、ロンドンから1時間以上かけてお店にやってくると言われています。そのお目当ては、アフタヌーンティーのスコーン!牛乳をたっぷりと使った柔らかいふわふわなスコーンです。
イギリスではスコーンとポットティーのセット「クリームティー」がティータイムの定番スタイル。私達もハフキンスのスコーンにバター、チェダーチーズ、チャツネなどをつけながら、紅茶と共に「クリームティー」スタイルでいただきました。
シャルマン・グルマンの看板メニュー!「カフェ・グルマン」
最後はシャルマン・グルマンの看板メニュー、「カフェ・グルマン」をいただきました。フランスには必ずあるメニューで、少しづつ複数のケーキを並べたプレートとカフェのセットです。
「ラ・サブレジエンヌ」のサブレと、フランスの酸味のあるクリームチーズ「フロマージュ・ブラン」を使ったふわふわ食感のチーズケーキ「ル・クレメ・ダンジュ」のプチサイズに、フィンガーサイズのソフトクッキーのアレンジケーキ、焼き菓子、アマリエのチョコレートをガナッシュに仕上げて詰め込んだストロベリー&ガナッシュが1皿で楽しめます。
こちらのメニューはカフェか紅茶を選べて1520円だそう。食いしん坊さん達も大満足のボリュームと美味しさです。
シャルマン・グルマンのお菓子はギフトにも最適!
店内には、ヨーロピアンテイストの可愛いパッケージがたくさんで、まるでヨーロッパで同期達とお土産を選んでいるような気分になりました。なかなか手に入らないお菓子や、飾っておくだけでも可愛いパッケージはお土産やギフトにも最適です。
この日も大切な人やお世話になっている人へのギフトとして、CA達も真剣にお買い物していました。ブランドの歴史や伝統的な製法などのエピソードも添えてプレゼントすれば、さらにスペシャル感が高まるはずです。
ヨーロッパスタイルのティータイムを楽しむサロンとして、おしゃれで気の利いたお菓子のギフトを選ぶブティックとして、CAの間でもシャルマン・グルマンは新定番スポットとなりそうです。皆様もぜひ足を運んでみてくださいね。
シャルマン・グルマン 青山
住所:東京都港区南青山5-10-19
電話番号 : 03-6450-5902
営業時間 : 11:00 ~ 21:00