ちょっとの意識で身につく!CAに学ぶ立ち姿美人の法則
CAが美しいと言われる理由の一つは、その姿勢の美しさ。座っていても、立っていても、歩いていても、どこか凛とした雰囲気を感じませんか?厳しい訓練や日々の乗務を通じて、美しい姿勢を身に着けているCA。せっかくなので、ちょっとの意識でCAのような立ち姿を身に着けてみませんか?周りからの視線がちょっと変わるかも!
なんでCAの立ち姿は美しいの?
CAは入社訓練時に、立ち姿や座り姿勢なども徹底的に習います。
私たちの時は、歩く姿、立ち姿、お辞儀、座り姿勢など一連をビデオに撮って、クラス全員で鑑賞するという、今から考えると顔から火が出そうなほど恥ずかしい授業もありました。
でも、ビデオで客観的に見ると、自分の姿のどこを直すべきなのかが明確になりますよね。
そうしてCAは日常における姿勢の美しさを手に入れています。
さて、せっかくなので、CAのような美しい姿勢を学んでみませんか?
今回は、周りからも一目置かれる、全方位で隙のない美しい立ち姿についてお教えします!
意識すべきは基本の体幹
美しい立ち姿に欠かせないのは、なによりも体幹です。
立っている時、どこを意識していますか?
まずは、下っ腹に注目してください。
下っ腹に意識が行っていない人は、大体下っ腹が出ています。
あるスポーツジムのCMで流れているBefore→Afterで、何よりもびっくりするのは、下っ腹のへこみ具合ではないですか?
あのCMはかなり極端にBeforeで姿勢の悪い映像を流している気がしますが、それだけ姿勢で見た目は変わるということです。
下っ腹にぐっと力を入れ、体幹をずっしりと構えるように立つだけで、立ち姿はぐっと美しくなります。
注意するのは、息を止めないことと、肩などお腹回り以外は力を抜くことです。
どうしても下っ腹に力を入れると同時に息を止めてしまう人がいるのですが、呼吸は通常通りにしましょうね。
息を吐きながら下っ腹をへこませ、そのまま下っ腹だけに力を入れて立つことを意識してみてください。
横から見た時にまっすぐ見え、とてもきれいな立ち姿になります。
肩をぐるんと一回し!
次に、肩回りと手です。
私たちは、日々パソコンに向かっている時間が多かったり、身体の前で作業をするため、どうしても猫背になりがちです。
単純に身体の前でキレイに手を組むだけで美しい立ち姿になるかと言えばそうではありません。
どんなに下っ腹をへこませ、まっすぐ立っていても、肩自体がくるまっていると、とても姿勢が悪く見えます。
身体の前で手を組む前に、一度肩を後ろにぐるんと大きく回しましょう。
その時に自然に手が降りた位置が、本来の肩の位置です。
少し、胸を張った状態になると思います。
肩をぐるんと一回しし、軽く胸を張ったところから自然に手をおろし、身体の前で組みます。
その時、肘を曲げすぎず、自然な位置で組みましょう。
ちなみに、手を組む時は、左手を上にするように習いました。
それは、利き手ではない左手を上にすることで、「私はあなたを攻撃しませんよ」という忠義心を表しているからです。
ただし、利き手を上にすることで、「いつでもお役に立ちます」という意味を表すこともあります。
利き手が右手なのか左手なのかは人それぞれですし、どちらを上にすべきかというのは正直会社にもよると思いますので、意味だけ押さえておくと良いかもしれません。