CAの大切な仕事の一つ!パイロットとのコミュニケーション (2/2ページ)
CAにとって、パイロットとのコミュニケーションも大切な仕事の一つ。安全運航には双方の円滑なコミュニケーションが欠かせません。フライト中どうやってパイロットをケアしているのかご紹介いたします。
パイロットのお食事タイム
お客様へのサービスが終わり、いよいよパイロットのお食事タイムです。
パイロットには、”クルーミール”と呼ばれる乗務員専用のお食事が用意されています。
・順番はお二人(または、三人)で相談して頂きます。
・同じ内容お食事を提供することは禁じられています。(どうしても同じものが食べたいとおっしゃる場合、お食事とお食事の間は必ず30分以上空けて。)
これは、万が一食中毒などが発生した場合、同じ食事を二人が食べることで二人同時に食中毒にならないように配慮されています。
食事が終わると、インターフォンでお声がけして下さるパイロット、わざわざトレイを持ってコックピットから出て来て下さるパイロットなど、様々です。
コックピットのチェック
お食事の時間まで、定期的にコックピットの確認をします。
具合を悪くされていないか、お飲み物は足りているか等の確認です。
インターフォン越しの確認だけで良いとおっしゃるパイロット、入る時に必ずインターフォンで連絡してから入ってくるようおっしゃるパイロットなど、こちらも様々です。
大切なのは、何百人ものお客様の命を預かって運航しているパイロットのことを私たちが縁の下で支えることです。
どんな時も安全にかつ冷静に物事を判断していただくため、出来るだけ快適な環境を整えるのも、わたしたちCAのお仕事。
CAとパイロットのコミュニケーションも安全運航の要の一つと言えますね。