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お客様との架け橋に!外資系航空会社での日本人CAの大切な役割

羽蘭

外資系エアラインにおいて、日本人のお客様との架け橋になる日本人CAはとても重要な存在。日本発着便には必ず日本人CAが乗務していますが、エアラインによって数はまちまちです。人数によって仕事も色々変わってくる、そんな裏事情をご紹介します。

外資系で乗務する日本人CAの役割って?

外資系エアラインでは、日本人のお客様が多い成田や羽田をはじめとする日本の空港を発着する便には、必ず日本人のCAを乗務させています。

お客様の安全をお守りする、快適な空の旅を楽しんでいただくためにお食事やお飲み物をお持ちするという、CAとしての仕事は全員共通です。

さらに、日本人CAとして、日本人のお客様の通訳をすること、日本語でご案内することがとても大切な役割になります。


1便あたりの日本人乗務数は会社によって違いますが、複数の日本人CAが乗務して機体の前方から後方まで全てのお客様に対応できるようになっています。




一人乗務もあり!?な日本人CA

基本的には、一便あたりの日本人乗務員数は決まっています。

また、日本語を話すCAがお休みしてしまった場合、同じ日本語を話すスタンバイのCAが呼ばれます。

しかし、スタンバイのCAの休日との調整がうまくいかなかったり、悪天候が続いてスタンバイのCAが立て続けに呼ばれてしまってアサインできるCAがいないということも発生します。

そうなると、日本語を話さないCAが乗務する代わりに日本語を話せるCAの数が減ってしまいます。


それでも日本語を話せるCAが数人いればよいのですが、色々な条件が重なってたった1人ということもあります。

1人だと日本語の機内アナウンスもしなくてはいけないし、もちろん自分の担当の仕事も対応します。

さらに色々なところで「通訳して」と依頼が入るので、飛行機中を駆け回ることに!

1人で何百人のお客様に対応することになるので、着陸するとほっとしたのを覚えています。


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