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待つのがお仕事!?CAの重要な業務【スタンバイ】の秘密

藤原 絵里

CAには、【スタンバイ】というどこに呼ばれるか、はたまた呼ばれないのか、全く分からないスケジュールがあります。ドキドキしながら過ごすCAのスタンバイは、CAが助け合って仕事をしている証でもあります。そんなスタンバイの秘密をご紹介いたします。

CAならではの重要業務!スタンバイ

「スタンバイ」と言う重要な業務をご存じですか?

まさにエアライン勤務者ならではの業務と言えるかもしれません。

スタンバイとは、アサインされているCAの急な欠勤やブリーフィング(フライト前のミーティング)で「Go Home!」と帰宅を命じられてしまったCAの代わりにフライトするために、空港や自宅で待機する業務のことです。

その後のスケジュールを大きく左右する!?スタンバイの実態をご紹介いたします。




どこ行きのフライトに呼ばれるかドキドキの空港スタンバイ

空港スタンバイでは制服を着て、空港で待機します。

いつどのフライトに呼ばれても良いように準備して行きます。


もちろんスーツケースの中は、夏服と冬服両方準備!

暖かい場所なのか寒い場所なのか・・・どこに呼ばれるのか想像もつかないので、どこに行ってもいいような準備が大切です。




フライトする可能性十分にあり!自宅スタンバイ

スタンバイ起用の条件などは航空会社によって違うかもしれませんが、私の勤めていた会社では、電話がかかってきて30分で迎えの車が来ます。

そのため自宅とは言え、いつ、どのフライトに呼ばれても大丈夫なように準備しておきます。


空港スタンバイのCAが優先なので呼ばれる確率は少し低くなりますが、それでも油断出来ません。

実際の乗務と同じように、12時間前の飲酒ももちろん禁止。

毎回、自宅にいながらもドキドキの時間を過ごしていました。




気になるスタンバイ時のお給料

スタンバイ時の給与も航空会社によって規定が違うかと思います。

私が勤めていた会社では、スタンバイ中のお給料は基本給の中に含まれていました。

拘束されて、ドキドキした時間を過ごしているのにちょっと残念な気も!?



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