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キレイじゃないと強制帰宅!?中東CAの厳しいネイル事情 (2/2ページ)

藤原 絵里

接客中、一番に目につくのが手元。美しい手先であることはもちろん、衛生面でもきれいな爪であることが大切。そのため、ネイルには人一倍気を遣います。今回は、中東航空会社のCAのネイル事情をお教えします。

長すぎは不便?

長さは特に規定はありませんでしたが、長すぎるのはNG。

力仕事も多いので、爪を気にしていては時間通りに仕事が終わりません。


特に離陸前、着陸前は特に体力勝負&時間との戦い。

爪を割ってしまうこともしばしば・・・。

着陸前に、全てのコンテナに鍵をかけたり、お客さまが使い終わった数百枚の毛布を片付けたり。

見えないところで、かなりの力仕事をしています!




盲点!?爪の裏側の汚れまでしっかりチェック

フライト前のブリーフィングでは、手のひらを見せて、爪の裏側までチェックされます。

日焼け止めを塗るのを忘れていて送迎のバスの中で大慌てで塗った日、爪の裏に日焼け止めが残っていて、とても怒られました。

手を洗って綺麗になったので事なきを得ましたが、意外爪の裏は盲点ですよね。




CAならではのすべすべになるハンドケア

着陸前は、蓋が出来ない全てのアルコールを空にしなければなりません。

ウェルカムドリンクで開けたシャンパンがよく残ってしまうので、シャンパンを捨てながら一緒に手も流していました。

お砂糖のスクラブをシャンパンで流すと、お肌がしっとり&すべすべになるんですよ。

今思えば、なんて贅沢なハンドケアでしょうか!




いかがでしたか?

CAの手先は美しさと機能性を兼ね揃えていますが、それは日々の努力から成っています。

ネイルや手が女性らしいと、動きもそれに合わせてしなやかで女性らしくなるような気がします。

細部にも手を抜かない点は、衛生面や機能性だけではなくおもてなしの一部であるとも言えますね。

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