一日何時間勤務!?外資系CAのハードなスケジュールを大公開!
朝5:00起床、翌朝6:45勤務終了?!アメリカ系航空会社現役CAのAKANEが、アメリカならではのCAの長い一日のスケジュールをご紹介します。
アメリカならではのCAのスケジュール
キャビンアテンダントの1日は、どこから始まるの?出勤時間は決まっているの? フライト時間に間に合えばオッケー?など、キャビンアテンダントの勤務体制は謎のようで頻繁に質問されます。
私の勤務する航空会社では、アメリカ国内線は出発時間の60分前にサインイン(集合・業務開始)、5時間以上の国際線は90分前サインイン、5時間未満は75分前とフライトの行き先によって出勤時間が異なります。
そんな謎にお答えして、今回はアメリカならではの一番長い1日のスケジュールをご紹介致します。
一日でニューヨーク/ロサンゼルスを往復!
5:00 起床
5:55 家を出る
6:45 JFK乗務員専用駐車場到着
そこから10分程シャトルでJFKターミナルまで移動
アメリカではセキュリティーが厳しい為、制服ID着用で出勤です
7:15 サインイン
ブリーフィング
制服、身だしなみのチェック
機内の準備
8:15 JFK出発
フライト時間約5時間45分
11:00 ロサンゼルス着
(14:00)降機確認
ホテルへ移動
*NYとロサンゼルスには3時間の時差があります。
( )は、NY東部時間
11:45 ホテル着 (14:45)
自由時間
約10時間の自由時間ですが、夜行便に備えて私は即就寝!
21:40 ホテルピックアップ
(0:40)
21:55 ロサンゼルス空港到着
(0:55)
機内の準備
22:55 ロサンゼルス出発 フライト時間約4時間50分
(1:55)
6:45 JFK到着
(翌日)
このスケジュールはNYベース独特のスケジュールです。
上記のように、広いアメリカでは西海岸と東海岸の主要都市を結ぶ路線は、早朝出発、レッドアイ(深夜便)復路のパターンがよくあります。
その他にも、1時間半程度のフライトを1日に3本や4本乗務したりと、フライトパターンは様々です。
一日複数便乗務することも
このようなレッドアイのフライトの場合は、フライトに備え睡眠を重要視するため10時間ほどの滞在時間があっても自由時間はほぼありません。
客室乗務員のお仕事は、当然その便が最初の便で、到着したら仕事が終わりと思われている方も多いようですが、実はその前後に違うフライトがあることもよくあることなのです。
次回飛行機に乗られる際は、「このCAは今日何本のフライトをこなしたのかなー」などと想像しながらフライトをお楽みいただけたらと思います。