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マネジメントに悩んでいない?元チーフCAの後輩指導のモットー (2/2ページ)

桜子

教えられることより教えることの方が時に難しかったりします。マネジメントする立場になって、後輩指導に悩んでいませんか?客室乗務員の中でもとても大切な後輩指導。後輩にも助けてもらって業務が成り立っていることを今一度意識し、本気で向き合いましょう。


個性をつぶさず、伸ばすもの!

新入社員が多かった時は、新人ばかりのフライトもありましたが、意外にもベテランばかりのフライトよりお客様が笑顔になって下さった印象があります。

私としても、まだフライトして数か月の後輩たちが一生懸命いいフライトにしようと頑張っている姿を見て感動することもありました。


ベテランだけど流れ作業になっている客室乗務員よりも、多少仕事が不馴れでも一生懸命笑顔で頑張っている客室乗務員の方がお客様の心を打つのです。


とはいえ、新人ですからクレームを頂く事もあります。

一生懸命やった結果であれば誠意を込めて謝罪し、そこで何かを感じ成長してくれたら良いのです。

むやみに怒って指導することで彼女の大事な個性を失くしてしまってはいけません。

そして責任者としても誠意を持ち謝罪しフォローし、お客様のご不満は全て機内に置いて行って頂きます。



後輩指導に欠かせない大切なこと

後輩に愛情を持ち上辺ではなく心から本気で本音で向き合う事。

指導はきちんとする事。

少しでも成長したらすぐにほめる事。

そしてその人の持っている能力を最大限に引き出してあげる事が先輩のお仕事です。


後輩が反発してくる、生意気だという方は今一度ご自身の態度を見てみて下さい。

あなたが変われば相手にも変化が見られるはずですよ。

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