コミュニケーション上級者になる魔法の言葉!クッション言葉活用術 (2/2ページ)
言いづらいことも感じ良く伝えることができる魔法の言葉、クッション言葉。会話と会話の間に「クッション」のように挟み、コミュニケーションを円滑にする言葉のことです。クッション言葉を使いこなしてあなたもコミュニケーション上級者になりませんか?
人に注意しなくてはいけないときにも大活躍!
お願いするときや注意をするときなど、言いにくいことを伝えるときに「クッション言葉」はとても便利です。
例えば、タバコを吸ってはいけないところで吸っている人がいたとします。
あなたは仕事で、その方に注意をしなくてはいけません。
そんな時、「ここでタバコを吸ってはいけませんよ!」と言ったらどうでしょう。
オトナは面と向かって注意を受けるとプライドが傷つきます。悪いと分かっていても、あなたの言い方に納得できず、失礼だ!と怒られてしまう可能性があります。
その点、「クッション言葉」を使ったらどうでしょう。
あなたは思いっきり申し訳なさそうな顔をして、ゆっくりとタバコを吸っている人に近づいていきます。
そして、お詫びの表情で言うのです。
「恐れ入ります。申し訳ありませんが、、、」
たいていの人は、皆まで言わずとも、これだけで気が付いてくれます。
「あっ、ここでタバコ吸っちゃダメなの?」
ポイントは、吸ってはいけませんよ、と最後まで言わないこと。これで、相手のプライドが守られます。そのうえ、自分から気が付いたことで、注意された!という気持ちが少なくなるのです。
このように気づいていただいたときには、「ごめんごめん。」などど、ソフトに辞めていただける可能性が高まるのです。
ポイントは注意となるワードを言わないこと
これはさまざまなケースで応用がききます。
例えば、お店の中で子供が騒いでいるのを放置しておしゃべりしているお母さま方。周りの人が迷惑そうな顔をしています。あなたはその店の店員です。
お母さま方に注意をしなくてはいけません。
そんな時にも、
「あの・・・恐れ入りますが、周りのお客様がいらっしゃいますので・・・」
と、申し訳なさそうに伝えます。
ポイントは、注意となる「静かにしてください」「子供を見ていてください」を言わないことです。相手の気持ちを損ねずに、こちらのお願いを聞いていただく時にも、「クッション言葉」はとても便利なのです。
クッション言葉を使いこなしコミュニケーション上級者に
いかがでしょうか。
日常生活やビジネスシーンでは言いづらいことを伝えなくてはならないシーンもあります。そんなときにクッション言葉は様々な場面で使えて効果バツグン。
こんなに便利な、「クッション言葉」を取り入れて、今日からコミュニケーション上級者になってみませんか。
ご参考になりましたら、幸いです。