共働きでも大丈夫?!タイプ別「中学受験」乗り切り術 (2/2ページ)
「子供の将来の可能性を広げてあげたい」と将来中学受験をお考えの方も多いのでは?「中学受験は親の受験っていうけど、共働きでもできるの?」「個別指導塾っていくらくらいかかるの?」と疑問の皆様に、共働きでも中学受験を乗り切るコツをお伝えします。
子どもの才能にまかせる、「生まれた時から天才」派
実際に中学受験を経験して思うこと、それは、「生まれた時から天才」ってやっぱりいるんじゃないか?っていうこと。
我が家はそんな体験はできませんでしたが、東大に3分の2とか半分とかの割合で入学するような私立中学に入るお子様は、やっぱりなにかが違います。
親におしりをたたかれているようではダメなのです。もともと頭の良い子が自ら勉強し、親は栄養たっぷりの食事や教材の整理、スケジュールの管理などで優しくサポート。そんなご家庭が多い気がします。
少なくとも、「小学生なんだから遊びたいんだよ!」という、よく言えば子供らしい、悪く言えばおこちゃまな小学生には、このような天才コースは向いていないといえるでしょう。
教科書を1度読むだけでほとんど内容は頭に入ってしまう、だからそれほど家で勉強しなくても成績が良い、みたいなお子様を持ったご家庭は、共働きであろうとなかろうと、楽な中学受験生活が送れるはずです。少なくとも、親に怒られないと机に座らないような子供の家庭よりは。
しかしこれは、子どもの素質にかかっているため、この道を選べるかは、運でわかれてしまうかもしれません。
パパの助けを借りて乗り切る、「連携プレー」派
共働きママのほとんどが、このタイプだと思います。パパが協力的であれば、ほとんどの障害は乗り越えられます。
仕事を休まなくてはならない、塾の保護者会や面談、土日の模擬テストの付き添いに始まり、週末を使って中学の文化祭を見学したり、学校説明会、入試説明会とさまざまなイベントごとがある中学受験。2人で手分けできるというのは負担が半分に減るというもの。
勉強を教えるのも、難しい算数もパパならさらりと教えてくれるはず。
入試直前も、願書を集めたり、記入したり、受験料を振り込んだり、中学まで願書を出しに行ったり、と猫の手も借りたいほどの忙しさ。
2月1日からの受験スタート時には、午前も午後も別の学校を受験する場合もあるばかりか、子供の試験中に合格発表を見に行ったり、はたまた2か所の合格手続き書類を受け取りに行ったりと、分身の術を使いたいぐらいの忙しさです。
人によっては、パパだけでなく、じいじ、ばあばまで駆り出しての総力戦となります。
この忙しい行事をパパや他のご家族と分担できるだけで、ママの負担はぐっと減り、共働きでも中学受験は乗り越えられる!と大声で言うことができるというものです。
多くの皆様はこのどれかのタイプ、というより混合派なのではないでしょうか。
どんな共働き家庭でも、中学受験を乗り切る方法はあります。ただし、ママのたゆまない努力と愛情が必要なことは言うまでもありません。
皆様にあった中学受験の乗り切り方を見つける、ヒントにしていただけましたら幸いです。