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外資系現役CAがアドバイス!英語のコミュニケーションスキルを上げるコツ (3/3ページ)

Chisa

「英語はずっと勉強してきたけれど、いざ使うとなると自信がない」という方は多いのではないでしょうか。英語で上手にコミュニケーションをとるには、語学力だけがあればいいというわけではありません。今回は現役外資系CAの私が、英語での会話を広げるコツやボディランゲージなど、世界に飛び出して学んだ英語でのコミュニケーションスキルをあげるコツを伝授いたします。

外資系航空会社での日本人の役割とは


外資系航空会社での日本人客室乗務員としての役割は、保安要員、サービス要員の他に通訳としての業務があります。


外国語で搭乗案内や安全設備の案内アナウンスが流れた後や、外国人パイロットのアナウンスの後などに、日本語に訳して日本人のお客様に大切な情報を伝えます。


Listen-Understand-Translate-Repeat

情報を 聞く ー 理解する ー 訳す ー 繰り返す ことが求められます。



''Not just what you say, but how you say it!''


しかしコミュニケーションは言語だけではありません。

ボディランゲージなど視覚で成り立つコミュニケーションも重要です。


特に英語が母国語ではないインターナショナルの同僚クルーとスムーズに働く為には、このボディランゲージや声のトーン、言い方などの部分に注意が必要です。


また、外国人クルーが日本人のお客様に良かれと思ってしたことでも、日本人に対してはとても失礼にあたることがあったり、逆に私たち日本人が外国人のお客様に対してそのようにしてしまう場合もあります。

そのようなときも、声のトーンや表情、ボディランゲージによって、「悪気はなく、良かれと思ってしてくれているんだな」と感じられることもあるはず。


言語の壁があっても、お互いに全身で伝えよう、理解しようと努力することが必要です。



時間がかかってもわかるまで聞き返す勇気も!


それでもどうしても理解できないときはどうしますか?

日本人はわからなくてもわかったような返事をしてしまうことが多いように感じます。


相手に悪い印象を与えたくない、空気を乱したくない。

そんな優しい気持ちからそのような反応をしてしまうのかもしれません。

しかしそれでは相手はわかっていると思って会話を進め、誤解が生まれてしまう恐れも。


時間がかかってしまっても、わかるまで聞き返しましょう。

良いコミュニケーションをする為には誤解を発生させないようにすることも大切ですよ。


いかがでしたでしょうか。

「なるほど」と思っていただけたらあとは実践あるのみ!

怖がらずに英語を話す機会を持っていくことで、自然とできるようになっていくはずです。


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