格安オンライン英会話も最強学習ツールにする3つの方法!4ヶ国語を操る元CAがこっそり伝授
コロナ禍でおうち時間が長くなり、需要が大きく伸びたのが”オンライン英会話”。1回の授業が30分で500円を切るものまで登場しています。「英語が苦手なのに、外国人と、しかもオンラインで話すなんて苦痛でしかない!」と尻込みをしている人も多くいますが、それはとてももったいないこと!4か国語を操る語学の達人元CAが、格安オンライン英会話を最強学習ツールにするたった3つの方法を伝授します!
やらなきゃ損!オンライン英会話
筆者は4か国語を話す語学大好き元CA。
高い英語力が必要な中東系航空会社のファーストクラスで長年勤務しましたが、実は留学したことがありません。中学入学から学習を始め、その後日本の公立学校の教育だけで英語をマスターしました。
でも英語力はネイティブに「日本人訛りが全くないわね!」と褒められ、時にアメリカ人に間違えられ、英語学習の頂点であるTOEICよりも難しい英検1級も取得済。
そんな語学マニアな筆者が全力で勧めるのが格安オンライン英会話。1回の授業が30分で500円を切るものまで登場しています。
ここでは、実際に受講して見えてきた問題点と、より効果的に授業を受けるのに絶対欠かせない点を含め、格安オンライン英会話を最強学習ツールにする3つの方法を伝授します。
オンライン英会話には向いている人、向いていない人がいる!
まずはオンライン英会話の特徴について説明いたします。
良い点は格安で毎日外国人講師と会話ができ、オンラインで24時間どこでも始められること。
逆に悪い点は、英語に自信がない人が外国人と、英語で、しかもオンラインで聞きにくい環境のなか会話を続けなければならないこと、講師のレベルが千差万別なことです。
それでもずばり、オンライン英会話を有効活用できるのは「一通りの文法・語彙を学習済で、言いたいことが頭の中で3割くらいは言える人」です。
外国学習に最重要なのはアウトプットです。自分が学んだこと(=インプット)を、自分の口で人に伝える時(=アウトプット)こそが知識が最も定着するのです。ちなみに日本の英語学習が常々批判されるのは、このアウトプットの機会が諸外国に比べて圧倒的に低いことに他なりません。
オンライン英会話活用法(1) まずはインプットし英語の土台を作る
もうお分かりかもしれませんが、英語が全く......という方にオンライン英会話向いていない理由は、オンライン英会話はインプット量が少ないからです。
そんな人はまずは本や英語教室できっちりと基礎を学び、身につけてください。ちなみに英語に慣れるという目的以外ではネイティブの先生には意味がないので、ネイティブにこだわるよりもきっちり日本語で英語を指導してくれる先生の方が断然良いです。普段の生活でネイティブの英語に触れるようにしましょう。
オンライン英会話活用法(2) 3ヶ月で驚くほど伸びる”エッセーライティング”
ではオンライン英会話を受講すると決めたら注意すべき点はなにか。それは「自分がリードしてやる!」くらいの意気込みでレッスンを受けることです。シャイな日本人はどうしても講師に主導権を渡しがち。でもこの受け身な方法はインプット向きなので、積極的にアウトプットすることが大事です。
意気込みの重要性は分かったし、頑張ろうとしているけれど、それでも話せない......という方。安心してください。当然です。それはあなたが、何について話せばいいのかテーマが分かっていないからです。
その解決方法は、自分でその日のテーマを決めることです。
例えばテーマが「日本の移民問題」だとしましょう。「あなたはこの問題について賛成か反対か、なぜその意見を支持するのかその理由と具体例(×3つ)、まとめ」という形で事前にエッセーを書きます。辞書を使ってもいいし、その言語で記事を調べてもいいです。なんでもいいのでレッスン前に書きます。文法など無茶苦茶かもしれないけれどとにかく書くことが大切です。そしてレッスンではその話題について話をします。これを3か月やれば驚くほど力が伸びます。本当です。
筆者はエッセーライティングは最強だと認識しているのですが、その唯一の難点は添削してくれる人がいないことと、声に出して伝える人がいないことです。
オンライン英会話では伝えることは出来ても添削がないのが難点ですが、これは協力してくれる人を見つけましょう。